2006年12月31日

本年の総括と来年の展望

 本年の株式市場は29日ですべて終了、そして本業(学生)の方も30日で店じまい、今年も残りあとわずかということで今日はどうにかのんびりできている。あとは曙が倒れるのを見るだけとなった。


 本年の株式市場は、1月16日のライブドア強制捜査をきっかけに昨年来の強気地合いが一変、難しい展開となった。それでも日経平均はプラスとなったが、新興市場は、マザーズ・ヘラクレス指数がそれぞれ年初と比較して50%以上の下落を記録するなど、猛烈な下げに見舞われることになった。特に、オーベン(4797)、アーティストハウス(3716)といったわけあり銘柄は軒並み90%以上の下落となっており、よろしくない銘柄のめっきがはがれた(もしくはめっきであることがばれてしまった)1年であったともいえそうである。
 また、年後半になってからは、東証一部の中でも選別色が強い展開になった。業績や配当などのファンダメンタルズに加え、M&A期待など、ファンダメンタルズに近いようで近くない点を手がかりに買いあがる動きも見受けられた。来年は三角合併解禁が行われるということでM&Aが一つの相場テーマとなるだろうから、この動きは来年も続くのではないかと思われる。

 さて、自分の今年の通算損益は「日経平均をかろうじてアウトパフォーム」ということになった。個別株の買いで損失を出したものの、本年1月に開設した信用口座での新興銘柄信用売りが時節柄うまくいったのが大きく、総合収支はどうにかプラスであった。ただ、昨年こうむった損失を全額取り戻すにはいたらなかった。残念・・・と言ったら贅沢になるか・・・マイナスでなかっただけでも良しとせねば。
 本年の取引でもっとも反省すべきは、4月に買付候補銘柄の基準を緩和の上、数銘柄の買付を行ってしまったことである。本来狙うべき銘柄が少なければ買付は控えるべきだったのに、成長性をいいわけに買付を行い、かなりの損害を受けてしまった。ここは今後の戦訓として生かし、安易な買付基準変更は行わないようにしなければならない。
 ・・・まあ、今年は技量向上の年だったということで、自分の中では納得してしまったりもしている次第である。とにかく信用口座の開設で売買の柔軟性が一気に高まったからねぇ。来年は今年得た戦訓を糧としての更なる収益拡大ができるよう蠢きたい。

 なお、本年の売買でもっとも多くの利益を稼いだ個別銘柄は、引き受け手の動向が読めそうに思えるMSSO(行使価額修正条項付新株予約権)を発行したがために重要目標として認識し、年初から年央にかけて信用売りを執拗に行ったジャパン・デジタル・コンテンツ信託(4815)であり、もっとも多くの損失を出した個別銘柄は、塩漬け状態のまま放置し、先日損切りを行った日本フイルコン(5942)であった。


 来年の株式市場がどうなるかはなんとも言えないが、4〜5月ころまでは現在の大型株、もしくは好業績・高配当銘柄優勢の展開が続くのではないかと見ている。これは、小型株や新興市場との相対的な話で、小型株、特にネット関連、IT関連がさえない流れは、今期(19年3月期)の決算短信発表の時期までは続くのではないかと考えている。また、これまでの時期に、M&Aがらみの思惑での買いを狙うのならば、(製造工程の)上流に位置する資源・素材・機械関連を狙ってみたいと考えている。後は小売だろうか。

 年央以降については、予測はさらに漠然としたものになる。ただ、ひとつの転機となりそうなのは、来年7月に行われる参議院選挙である。5年にわたって続いた小泉政権の印象があまりに強かったからなのか、どうも安倍政権が頼りなく見えてしまったりもする今日この頃であったりするので、ちょいと選挙の動向も気になるところである。
 いやね、対抗馬の民主党がしっかりしてくれていればまあ安心なのだが、こういうこと言うのもいる&言わないだけでそういうこと考えていそうなのが党内に結構いそうに思えるので、選挙結果によっては、日本経済の先行き不透明感に加えて、株式市場個別(株式市場に対する税制等の政策に関する思惑)でも政局を気にする局面が出かねないところである。

 あとは、新興市場が復活するかどうか。個人的には、5〜6月ころから横ばい状態に入り、秋口からゆるやかに上昇する展開をひとつのシナリオとして描いているが、果たしてどうなることやら。

 ここらへんをまとめると、来年の展開に関する個人的な予想は、「日経は堅調、新興は底練り」という感じになりそうである。なお、1〜3月の作戦については、大発会前に記事を書くので、そちらも併せてごらん下され。


 さて、来年自分が是非やりたいこととして、社会人になったとしても無理なく資産運用が行える手法の開発がある。自分も悪運が強ければ08(なぜだ、なぜこんな重要なところを間違えたんだ_| ̄|●)年3月に大学卒業ということで、4月には晴れて社会人になるわけである・・・大学に残るとかそういう不吉な選択肢を挙げるのは禁止。・・・となると、毒ガスと戦いながら取引を行うことも不可能ではない現状に対し、ざら場での売買ができなくなるわけであるから、戦術面でもそれに対応可能な手法の導入が必要になる。

 現在のところ、自分の売買手法は主に以下の4種類である。
@現物株中期?投資
A業績がよろしくない銘柄への信用売り(短〜中期)
B株価動向が読めそうと思い込んだMSCB銘柄の売買(短期)
C決算発表直前の新興銘柄信用売り(1〜2営業日)

 このうち、@Aは対となる(ロング・ショート)戦術でやや長期、BCは短期売買の戦術である。
 んで、これらの売買についてどのように決めているかであるが、随時発動のBを除くと下図のようなスケジュール?で分析を行っている。下図では06年10月〜12月期を例に取り説明している。

もちろん、12月には3ヶ月分析をやっている
図 管理人の市場分析スケジュール


 上の図の各種分析の中身を以下で説明する。

 「3ヶ月分析」は四季報を一通り眺めて、その後3ヶ月間の買付候補銘柄を決定する分析である。選定されるのは約50〜70銘柄程度のことが多く、そのほか補欠として200〜300銘柄が選ばれる。補欠は、緊急時(本年5〜6月など)に買付候補として検討されることはあるが、基本的には売買は行わない。
 また、信用売り候補については、この時点で数銘柄を挙げる。
 実際に銘柄入れ替えを行うのは原則として各四半期最初の営業日(作戦発動日)であり、この日までに銘柄分析を終了する必要がある。

 「1ヶ月分析」は今後1ヶ月間の動向を推測し、売買ポイント、売買銘柄についておおまかな決定を行う分析である。この時点で、その時点での市場のテーマもしくは地合を考慮の上、買付候補を4〜5銘柄程度に絞り、それら各銘柄についてどの時点で買いを入れるか(即時のこともあるが)大体のところを決めておく。

 「毎週分析」は週末に今週の動向を確認し、そして来週の動向がどうなるかを推定の上、売買銘柄・売買数量を決定する分析である。

 「毎日分析」は本日の動向を確認し、売買銘柄・売買数量・売買ポイントを最終決定し、注文も行う分析である。また、ファイナンス発表や、決算などの情報チェックも毎日分析の中で行う。

 「有望MSCB銘柄分析」は、プレスリリースをざっと読んだ上で売買するだけの魅力がありそうな銘柄のみに対して行う。このような銘柄はおおむね月1〜2本程度であるから、時間的負担はそう重くはない・・・問題は即時性が求められる点である。
 なお、MSCBの考察記事はこれとは別枠で行っている。結構時間がかかるし、狙いたくない銘柄にこそすばらしいものが多いからねぇ(笑)。

 「新興決算発表銘柄分析」については、まず発表開始前に新興銘柄の中から貸借銘柄を抽出し、さらに、それらの銘柄の決算発表日を収集しておく必要がある。結構これがめんどい。
 んで、その後、決算発表の少し前(早すぎてもいけないし、あまりに直前すぎても修正発表が出たりしてうまくいかない)にどの程度有望性(糞決算を発表して株価が下げる可能性)があるかを判定する。実際に売買を行うか否か、あるいは数量については「毎日分析」の中で行う。


 これら現在の戦術を社会人の生活パターンで行おうとした場合、問題になりそうなのが、3ヶ月分析、及び毎日分析である。
 現在においても、四季報の分析には約20時間を必要としており、休日2~3日を要している。これは、保険株を除く全銘柄に一通り目を通している(といってもおざなりな銘柄も多いが)ことから、どうしてもこの程度は必要になってしまうのである。
 また、平日夜の分析時間がどの程度取れるかも気がかりである。自分は要領が悪い生物であるから、時間的余裕はなかなか得られないに違いない。

 そこで、現在の分析体系を一部変更することを検討している。具体的には、
(1)四季報分析の際の無条件買付禁止条件の強化・明確化
(2)毎週分析の拡大・毎日分析の縮小
の二つを軸としている。

 まず、(1)については、なるべく四季報で時間をかけて調べる銘柄数を削減しようという目的である。
 現在、四季報の分析開始前には、信念で定めている買付禁止銘柄のほかに、しばらく近づきたくない銘柄群をあらかじめ挙げておき、その銘柄については初めから分析対象外にすることを行っている。
 具体的な区分であるが、「ネット株全般」「地銀株全て」「キャッシュフローがマイナスの不動産株」「MSCB銘柄」など多種多様である。これらについては、中期(半年〜1年)程度の市況の先行きをなんとなく考えたり、あるいはセクター全体の過熱感を見て決定することもある。
 こういうのもあれだが、地銀株なんかは数ばっかり多い割には投資対象としておいしそうに感じられる銘柄があんまりないので、苦労ばっかり多いのだよねぇ。そんな感じで、割安感がなかったり、あるいは割安に見えても近寄らない方が良いと感じている銘柄群については、わざわざ目を通すこともないではないか、と言うのが趣旨である。これを、より広い範囲に拡大し、負担および時間の削減を図ることを試みる予定である。
 この辺が困難だとすると、四季報の分析は長い連休がとれる1(正月)、5(ゴールデンウィーク)、8月(お盆)の年3回に削減することになりそうである。

 (2)については、毎日帰宅後に行う分析を縮小し、その多くを週末に行うよう変更を行うことで平日の負担を減らす目論見である。現在、平日における分析時間は概ね20〜30分程度(+ブログを書く時間20〜30分)であるが、これを10〜15分程度まで削減したい。
 具体的方策としては、売買を行う銘柄・数量だけでなく大まかなタイミングもあらかじめ週末の段階で決定しておき、毎日分析においてはその銘柄の売買を行うか否かと注文入力のみを行うような形に変更することを検討している。
 ちょうど、この前行ったJFEホールディングス(5411)買付時のようなやり方にしようかと。
 
 (1)(2)については、ある程度年末にも実験を行っていたし、年初からも実験を行う予定である。


 一方で、BCについては、現在のところ明確な作戦変更の案はまだ考えついていない。特に、Bについては一般化するのはなかなか難しいところであろうから、何度か試してうまくいかなかったらAに吸収してしまうやも知れない。
 また、Cについては、現在プレスリリースをさかのぼって閲覧することで得ている企業のIRに対する傾向を、四季報を数冊さかのぼって比較することで代替できないか考えているが、発表のタイミングなんかも重要な材料になるため、代替はなかなか難しいと考えているところである。どうしようかねぇ。

 これら分析手法の修正については、できれば来年の前半あたりまでにある程度確立しておきたいところである。



 まあ、来年どうなるかはわからないけれども、今年の相場を生き抜いて、そこから得た戦訓を生かしている人は、そうは痛い目にあわないようになっていると思います。来年はがんばって稼げるようにいたしましょう。

 それでは、みなさまもよいお年を。
 


posted by こみけ at 17:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 投資作戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月09日

今月の作戦

 こういう要求で保留と言うことならこじれてしまうのも無理はないことだとは思うが、このくらいの要求で保留と言うことなら受け入れてやっても良いのではないかとニヤニヤしながら成り行きに期待している管理人のこみけですこんばんは。
 いや、正捕手なんだからねぇ・・・まあ、実際に希望が叶ったとして、売れるかどうかは微妙な気もするが。


 さて、現在の日経平均の水準は、11月初めの水準とほぼ同じとなっている。違うのは、それまでの市況が下落してきたか、上昇してきたかであり、現在までは上昇(反発)してきたと言える。新興もおおむね同じと言えるかと。
 んで、ここから上昇するか下落するかであるが、自分としてはどちらに行くかわかりかねているところである。昨日の機械受注に代表されるように、どうも国内外景気の先行きが怪しくなり出しているようにも思えるので、下落するのが自然なようにも思えるのだが、そう言う状況下でも底堅く推移していることもあり、あんまり自信はない状況である。
 仮にここからさらに上昇するとすれば、これまでに引き続き、先物あるいは大型株主導の展開になると見ている次第である。この場合、小型株は新規上場銘柄が多いことが重しになり、上昇の勢いが鈍りがちになるのではないかと考えている次第である。
 反面、ここから下落する場合は大型小型関係なく下落するのではないかと見ている。小型も下落するのは、先に挙げたように新規上場銘柄による資金吸収が重しになると見ているからである。

 ここら辺を考慮した結果、今月の作戦としては、「日経平均が17,000円を上回るか15,500円に接近した場合は買いに入る」と言うことにした。17,000円については市況上抜けと見ての買い、15,500円については押し目買い、と認識していただければよいかと。どちらの場合も、買付額は保有現金の50%程度で行うことになるのかねぇ。まだ全力で行きたいという状況ではない。
 んで、買付行動の詳細であるが、17,000円越えの場合は大型株の買付を試みる予定である。具体的には、三菱ケミカルHD(4188)、JFEホールディングス(5411)、三菱商事(8058)といったところを軸にしようと考えている。
 一方で、15,500円接近の場合については、小型株の買付を行う予定である。こちらについては、先月挙げたシーケーディー(6407)、ハピネット(7552)、立花エレテック(8159)、ヤマザワ(9993)あたりを引き続き狙っている状況である。
 なお、現物を保有中の日本フイルコン(5942)、T&K TOKA(4636)、ADEKA(4401)、中部鋼鈑(5461)の4銘柄については、業績修正やファイナンス等がない限りは引き続き保有継続の方針である。
 また、これら4銘柄合計とほぼ同規模で行っている東証一部大型株への信用売りについては、引き続き継続の予定である。ただ、同業種の銘柄への乗り換えは行うやもしれないところである。銘柄間の業績格差がはっきりしてきたからねぇ。


 ・・・結局のところ、今月は日経平均が15,500-17,000のボックスを抜けられるかどうかが最大の注目点となりそうである。それがなければ、特に動かず様子見でもいいかな〜と考えているところである・・・むう、先月の作戦とほぼ同じになってしまった。
 もうすぐ四季報が出るので、それを一通り調べた上で(1月初旬より)動きたいというのもあったりするので、その面からも、積極的には動かなくなる可能性大である。

 そうそう、大きなお世話とは思うが、一つだけ。
そろそろボーナスが出る頃と言うことで、それで一稼ぎする事をもくろんでいる人もいるとは思うが、くれぐれも安易な資金投入は控えることをおすすめしたりする。株式ではなく為替の話ではあるが、こういう危機的状況になってしまった人もいるらしいので・・・。
 特に狙い続けている銘柄が無いというのなら、様子見、もしくは現在保有中の銘柄の買い増し等、より堅実な手法をおすすめする次第である。
 
posted by こみけ at 23:18| Comment(4) | TrackBack(0) | 投資作戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月03日

今月の作戦予定

 ここしばらく、日米の株式市場が調整局面に入っている。昨夜の米株式市場についても、下落幅は小さいとはいえ下落する展開であり、つい最近までの強さは影を潜めている。
 戻り歩調を強めていた新興市場についても、ここ数日は弱い局面が続いており、これが押し目と言うことにならなければ、再度年初来安値をうかがいかねない状況である。
 この現状を象徴するのが、昨日上場したメンバーズ(2130)の取引初日が売り気配で始まり、ついに初値がつかなかったことであろう。これは昨年3月に上場したエフェクター細胞研究所(4567)以来であると言うから、この銘柄がどんな評価を受けているかは知らないが、地合が悪いからこそ起きたことであるのは間違いないであろう。・・・と言うか、メンバーズって何をやっている会社?


 さて、現在の自分のポジションは、以下の通りである。
 まず、総金融資産のうち約50%を現物株で保有中である。銘柄数は4銘柄であり、金額ベースでは日本フイルコン(5942)、T&K TOKA(4636)、ADEKA(4401)、中部鋼鈑(5461)の順になっている。
 一方で、現物株評価額とほぼ同額の東証一部大型株(1銘柄)に対する信用売りのポジションも取っている。これはヘッジの目的もあるし、個別銘柄として下落する可能性が高いと見ての下落期待もある。また、これとは別枠で、決算発表を控えた新興銘柄への信用売りも引き続き行っている。まあ、これは信用売りを行った翌日には買い戻しているので、短期売買である。
 現金(預り金+信用保証金)比率は約50%であるが、それに加えて、予備用資金として、約10%分相当の新規資金を即時投入可能な状態で銀行口座に預けてある。こちらは、下落幅が予想以上に大きくなった場合限定で、現物株の買付に投入しようと考えている。


 今月については、市況が上下いずれかに動いた場合は現物株の買付を行う予定であり、保有株の売却については業績下方修正等が発表されない限り行う予定はない。
 また、信用売りについては、東証一部銘柄の売りについては現状維持かやや縮小、新興銘柄の信用売りは今月いっぱい行う予定である。
 んで、その買付を行うのは具体的にどの程度かというと、上昇・下落それぞれについて以下のように考えている。なお、買付候補銘柄としては、四季報秋号を眺め、先月初めの段階で商社・小売・商社・鉄鋼・食料品・化学の小型株を選抜しており、買付時にその中からどれを買うか決定する予定である。なお、今回は不動産とIT関連は買付候補から無条件で除外している。

 まず、ここから市況が上昇した場合は、少なくとも日経平均が直近高値である16,900円を抜き、17,000円台に入ってから買付を行うつもりである。
 ただ、ここから上昇に転じるためには米株式市場も上昇に転じることが必要と思われ、なかなか厳しいのではないかな〜と感じている。少なくとも、米ダウ平均が過去最高値を更新する必要があると考えている次第である。まあ、仮にこのような展開になるとしても、少なくとも今月後半に入ってからではないかねぇ。

 一方で、下落した場合はどの水準で買いに入るかが悩みどころである。
 現在のところ、買付タイミングを2〜3回に分け、1回目は15,500円、2回目は14,200〜14,600円くらいになったら買付しようかな〜とか考えている・・・その段階で、信用保証金の取り崩しや予備資金の投入も行い、総資産のほぼ全てを現物株式とする手はずである。また、3回に分ける場合は、14,000円を割った際に3回目の買付を行おうかと考えている。
 ただ、そこまで落ちてくるかどうか。個人的には、日経平均が14,000円割れをうかがうような局面は、少なくとも今年中については、単に米株式市場の下落や国内景気先行きへの不安感だけで起きる可能性は極めて小さいと見ている。それらに加え、著名企業のスキャンダル、日米いずれかの政治の混乱、日本への実害のおそれを伴う北朝鮮の問題行動など、現段階であんまり予想されていないような悪材料が出てきた場合のみに起こりうるのではないかと考える次第である。


 ・・・と言うわけで、今月は、現物株買付のタイミングを見極めつつ、決算発表を控えた新興銘柄の信用売りをちょこちょこ行う、と言う日々になりそうである。
 ちょいと神経質になる日々が多くなりそうだあねぇ。
 
posted by こみけ at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資作戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月11日

ぶん投げ祭り判定用銘柄に関する検討

 昨日、約2年ぶりに検索エンジンからの訪問者の検索ワード第一位が「MSCB」でなくなったと思ったら、よりによって「アドテックス」が第一位に輝いてしまったことに困惑している管理人のこみけですこんばんは。


 さて、本日も、日経平均と新興市場の乖離は続いている。

 日経平均が値を保っている理由として先物や米株式市場、もしくは円相場を挙げることはできるが、個人はもちろん新興市場で痛手を受けている以上、積極的に買いに回ることはできないだろう。一方の外国人はどうなのかはわからないが、円安傾向が続くうちは買い越しを続けるとは考えにくい。・・・要するに、どんな人々が買っているか、そしてこれから買っていきそうなのかが見えないのである。
 こういう状況では、大型株が現在堅調とはいっても、買いには入りたくないところである。

 一方の新興市場であるが・・・まだ大底とは考えていない。何というか、まだじり下げの段階で、大底直前に出るようなパニック売りが出ていないように感じるのである。
 こう、大底直前のぶんなげ祭りがこちらの大好きな絵のような感じだとすると、現在の市況はその前の火山性地震のように感じるのである。何の理由もなしにS安している銘柄が相次いでいるわけでもないからねぇ。

 んで、どんな状況になったらぶんなげ祭り=大底直前と判断するかであるが、自分としては、思惑で動きやすくかつ流動性が高い銘柄がS安になる状況が発生した場合を判断基準として想定してみた。

 その際に用いる、ぶん投げ祭り判定用銘柄に求める具体的な基準であるが、
@1株単位であること
A株価は5000円以上5万円未満であること
B流動性が高いこと
C業績が思わしくないこと
D思惑で株価が動きやすいこと
である。

 @Aは、資金力の小さい個人でも参入でき、なおかつ、1円抜きで稼ごうとする人があまり現れないことを求めるものである。
 Bは、流動性が小さい銘柄は大規模な投げが出ればすぐにS安になりかねないので、それを回避するものである。
 Cは、機関投資家がなるべく参入してこないような銘柄であることを求めており、なおかつDの誘発材料である。
 Dは、そのときの市場参加者(というかそういう銘柄が好きな個人の人)の心理を拡大し観察できそうだな〜という考えからである。

 ここら辺を考慮し検討してみたところ、まず、フォーサイド(2330)および、アーティストハウスホールディングス(3716)の2銘柄を判定用銘柄とすることにした。
 マーケットスピードは1画面に4銘柄まで表示できるのであと2銘柄欲しいところなのであるが・・・今のところ、オーベン(4797)、ジャパン・デジタル・コンテンツ信託(4815)、ビービーネット(2318)、モック(2363)等が候補として挙がっているが、先の2銘柄と比べると、流動性が落ちるのだよねぇ。他に良さそうな銘柄があったらお教え頂ければ幸いです。

 買いたい銘柄ばかり見ていると、現在の新興市場はものすごくお買い得に見えてしまうかもしれないので、そこを一歩退いて冷静な目で見られるようにしたい、との狙いもある。底が見えないからねぇ。
 
posted by こみけ at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資作戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月02日

今後3ヶ月間の大まかな作戦を考えてみた

 10月に入り、また新たな四半期が始まった。普段なら、四半期が始まったと言っても、これといって何かするわけでもなく、いつも通り日々の市況を追いかけて適当に売買するところであるが、今回はちょいと思うところがあり、この四半期は少し計画的?に動いてみようかと考えてみた。
 そこで、先月発売の会社四季報に一通り目を通し、最近の市況及び、今後の市況に関する妄想を行った上で、今後3ヶ月程度の売買作戦を考えてみたので以下に示してみる。
 まあ、すべてがこの通りに行くとはまったく思っていないし、途中で作戦の変更もあると思うが、一応のたたき台と言うことでご覧頂ければ幸いである。


 まず、今後の行動を語る前に、現在のポジションは以下に示す。
 株式のみであり、為替(FX)やオプション等のポジションは取っていない。

現物株式(評価額が大きい順):
 東京応化工業(4186)
 日本フイルコン(5942)
 T&K TOKA(4636)
 インプレスホールディングス(9439)
信用売り:
 ソニー(6758)

・・・となっている。なお、信用売りしているソニーの評価額(株価×信用売り株数)は現物株式の合計評価額の約4分の1となっている。


 んで、今後3ヶ月間の相場予想を以下の通り行ってみた。まあ、個人的な妄想だと思ってご覧頂ければ。

10月中旬
 このころより3月期決算企業の業績見通しや業績修正等が出始め、新興市場の下落要因となる。日経平均も米株式市場が上昇を持続しない限り、個人投資家の懐具合悪化に引きずられる可能性が高い。
 どの銘柄の決算が新興市場に大きく影響を与えるかはなんともいえない。というか、本年7〜8月の新興市場下落局面と同様、結構な数の銘柄がよろしくない決算を出すというパターンが一番可能性が高いと考えている。
 一方、東証一部については、最も悪影響を与えそうな個別銘柄は(ポジショントークになってしまうが)ソニー(6758)と考えている。リチウムイオン電池の一件は相変わらず拡大中だし、プレイステーション3については、欧州での発売延期はすでに決まっているが、日米で本当に予定通り発売できるかについても予断を許さない状況である。PS3については、発売延期が発表されればかなりの悪材料であるし、また、中間決算発表時に開示されるであろう通期見通しにも注目が集まるはずである。

11月上〜中旬
 中間決算が山を越え、市況が底を打つ。新興の反発は大きくなる可能性も。ちょうど8月ころの展開に近いものと考えればよいと思われる。

11月下旬
 このころより冬のボーナスを見込んだ上昇局面が始まる。ただし、昨年ほどの活況にはならないと思われる。新興市場ブームは去って久しいし、足元の売買代金も盛り上がりに欠けるからねぇ。

12月中旬
 ボーナスを見込んだ相場が一服。持ち合いに入る。この時期は米株式市場や為替に左右される相場展開になりそう。このころまで現在の米株式市場の勢いが続いているとは考えにくいから、弱含みになるかもしれない。

 この期間中、日経平均が最高値をつけるのは10月中旬で、17,000円を超えるか超えないか、というところではないかと妄想している。また、安値は11月前半につけるのではないかと見ているが、具体的な数値は何とも言えない・・・14,500円が一つの目安かねぇ。
 年末の日経平均がいくらかというのはよりいっそうわからないが、一応は15,000円台後半と想定している。


 以上のような妄想を元に、今後3ヶ月間の作戦は以下のとおり定めてみた。

現在保有中の銘柄について:
 T&K TOKAは当面持続。東京応化は10月13日頃までに売却の可能性大。日本フイルコン、インプレスは検討中。
 ソニーは、途中一旦買い戻すことはあっても、11月上旬、もしくは(本当に延期するか否かは別として)PS3の日米での発売延期を発表するまでは売りで問題無しと考えている。

今後の売買行動について:
10月10日頃
 このころより、決算発表が悪そうな銘柄を、決算発表直前に信用売りする作戦を開始。断続的に、最長で11月中旬まで行う予定。なお、このころ日経平均が17,000円を超えてきた場合は、日経平均プットオプション(11月限)の買付を検討する。

11月前半
 業績不振/下方修正銘柄の下げが鈍くなってきたのを感じた時点で信用売りを停止(本年8月に痛い目にあった戦訓)。新興銘柄のドテン買いを行うかどうかはその時点で判断。

11月中〜下旬
 決算発表を無事通過した注目銘柄の買付をおこなう。
 それ以降は基本的には現物株ホールド、および、ヘッジ目的での少量の信用売りの構えを持続し、動くとしても為替(FX)でポジションを取る程度と思われる。

12月
 銘柄入れ替えを行う可能性はあるものの、基本的には11月末の状態を維持する予定。


注目銘柄
 今回は、基本方針としては低PERの銘柄を買付候補として優先的に採用することにした。
業種としては鉄鋼・商社・化学が中心であり、各業種で一つずつ時価総額が大きい買付候補銘柄を挙げてみると、

鉄鋼:JFEホールディングス(5411)
商社:三菱商事(8058)
化学:ADEKA(4401)

である。
 この他、鉄鋼・商社・化学・小売(薬局関連)・機械などの中小型株を買付候補として選定している。これらについては、営業キャッシュフローや、売掛金や棚卸資産の増大が売り上げ規模の拡大と比べて著しいものとなっていないか、といった点も加味して選定を行ったりしている。


注目MSCB銘柄
短期:スカイマーク・エアラインズ(9204)
 先日発行したMSCBが、ジャパン・デジタル・コンテンツ信託(4815)が昨年発行した新株予約権に類似していることを確認した。JDCと違い貸借銘柄ではないためうまみは半減するが、株価の流れが読みやすいのではないかと考えている。

 なお、双日(2768)については、買付可否を検討していたが、こちらの記事で書いたとおり買付禁止にするのが妥当と判定したため、短期・中長期とも買付の対象とはしない。信用売りはそのとき次第。

買付禁止銘柄(今後3ヶ月限定)・・・常時買付禁止銘柄リストはこちら
・ネット系銘柄
 →今後、本当に会社予想通りの成長ができるとはあまり思えないため。
・不動産流動化関連銘柄
 →会社予想ほどの成長性、あるいは成長の継続性はないのではないかな〜と疑っているため。業界全体としての成長余地(特に率ベース)がだんだん少なくなっていくのではないかと。


 以上、今四半期は、前半に波乱が訪れる展開になるのではないかと予想してみた。ただ、波乱とはいっても、市況全体とすれば、本年5〜6月のような驚愕の展開にはならないと見ている。こう、「あとから見れば業績に忠実だった」とか言う評がつくような感じではないかな〜と予想する次第である。一方で、市況全体が下げるような局面があれば、買いに入れば後々儲かりそうにも思えてくるところである。怖いけど。

 勝つためではなく、負けないための銘柄選別が重要になる局面であると思われる。


 (10/2 信用売り中のソニー株の評価額を保有現物株の「4倍」と誤記していたのを「4分の1」に訂正しました)
 
posted by こみけ at 01:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資作戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

双日(2768)を買付禁止銘柄に追加

 本日より、双日(2768)を買付禁止銘柄に追加する。

理由:
 本年5月に発行した第3回・第4回MSCBに関して、会社側は、発行発表時に、月間の転換額を上限300億円とする契約を結ぶと発表した(プレスリリースの2ページ目)が、実際には、『投資家の需要や株式市場への影響等を総合的に勘案し』460億円の転換を認めていた(プレスリリース)ことが直接の原因である。
 会社側はこの言い訳として、『当社の事前の承諾がある場合を除き・・・上限を300億円とする・・・』と8月のプレスリリースには記載しているが、発行発表時のプレスリリースには、会社側の承諾で月間転換額を300億円超にする事ができるとの記載は存在しない。
 発行発表時のプレスリリースにおいても『転換につきましては、原則として・・・上限300億円にする』という含みを持たせる文言にはなっているが、この記述では会社側の承諾で月間転換額を拡大することを意味するものにはならないと思うし、仮にそのつもりで書いたのだとしたら、会社側の考え方か、プレスリリースの書き方に著しい問題がある。

 よって、双日の開示に関する姿勢を問題視し、双日株を買付禁止銘柄に追加する。

(現在の買付禁止銘柄一覧はこちら
posted by こみけ at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資作戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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