2012年04月09日

4-6月の作戦〜資金保全を最優先、買付はゆっくりと

 先週から名実ともに2012年度相場入りしたが、株式市場は先月末までの上昇とは一転、反落の勢いを強めている。
 本記事では、現状の株式市況や今後予想される事態などを考慮し、自分が6月くらいまでに取ろうと思っている作戦についてつらつらと述べてみる。


 まず、自分の現在のポジションは現金100%の状態である。先々週に金融株の買付を行い、数日後に損切りしてからは手を出していない。
 そして、この後どうするかだが・・・「資金の保全を最優先し、市況反発までは買いに入らない。売りについてはグリー(3632)やフェイスブックの動向を見つつネット株への信用売りを検討」となった。
 この結論を導いた理由は、以下のとおりである。

(1) 現在の下げ局面がどこまで続くのか読みづらい
 先週頭くらいから本格化した今回の株価下落、理由は金融緩和期待の後退とか欧州危機がスペインで再燃とか色々言われているが、いまいち理由がよくわからないところがある。まあ、2月以降の反動と言われればそれまでではあるが。
 自分としては、4月中旬くらいまで上昇が続いた後にもみ合い、下げに転じる展開(2004年前半と同様)を3月上旬に押した段階で想定していたため、それよりも早い今回の下落局面には対応しきれていない面もある。
(2) 金融緩和の勢いが止まっている
 特に2月からの上昇局面では金融緩和期待の寄与が大きかったが、直近では商品価格の上昇などから、さらなる緩和の期待はしぼみつつある。市場心理が変わってきていることから、勢いある上昇は期待薄かと考えている。
(3) グリー周辺がきな臭くなっている
 グリーに関しては、今年に入ってから主力ゲームのバグをはじめとする懸念が取り上げられるようになってきている。グリー自身はその都度反論・対策を行っており、また健全化の努力を行っていることをアピールしてはいるが、株を買うのはちょいとためらってしまうネタはである。また、グリーの動向はほかのネット株にも影響を与えるだろうから、動向には注目しておきたい。
(4) フェイスブック上場後に株価が上がるかどうか日本のネット株にも影響を与えそう
 フェイスブックは来月ナスダックに上場する方向で調整が行われているようだが、上場して初値がついた後に株価がどうなるかは日本の同業種の銘柄にも影響を及ぼすものと考えている。自分としては、時価総額があまりに大きくなってしまうことや、先行したグルーポンが低迷していることもあり、勢い良く上がっていく展開は考えにくいと思うのだが。


 ・・・ということで、自分としては、
・下げ局面が反転するまでは買付を見送り
・信用売りはネット株を対象に検討
とする。

 仮に6月までに買付を行うことにした場合の買付対象については、まだ決めかねている。
 為替や日銀の金融緩和姿勢次第で、2~3月に上昇した銘柄か、それとも新興・内需関連株重視にするかを決めることになりそうと見ている。また、6月まではネット株の買いを行う局面は来ないと見ている。
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2012年01月07日

1-3月くらいの作戦〜日本の小型株と海外の大型株を買付検討

 2012年を迎え、4日から株式市場も始まった。
 市場は昨年に引き続き欧州金融危機の影響を受け、日本株も軟調な展開となっている。
 本記事では、昨今の株式市況や経済動向を踏まえ、自分が3月くらいまでに取ろうと思っている作戦について語ってみる。


 まず、現在自分のポジションは、現金約80%、不動産・サービスを主力とする内需小型株が約20%の構成となっている。株式については大発会以降に買付を行った。

 そして、この後どうするかだが・・・「順次内需小型株の買い増しを行い、また欧州危機の動向を見ながら海外株の買付も検討」ということにした。
 この結論を導いた理由は、以下のとおりである。

(1) 円高傾向が依然として継続している
 ここ最近、円高ドル安については一息ついている一方、ユーロ安は継続している状況である。今のところユーロ反転の兆しは見えず、輸出株については厳しい展開が予想される。

(2) 米国経済に復調傾向が見える
 いまいち実感はないのだが、米経済の回復を示す指標が相次いでいる。円高傾向も考慮すると、大型株を買うのなら、日本株にこだわらずに米国株や外国株の買いに入る選択を行ってもよいのではないかと考えている。

(3) 欧州危機が依然として続いている
 欧州危機が依然収束の兆しを見せていないことは、ユーロ安以外に金融株への不安をもたらしている。また、商社株の重荷にもなっていると考えており、自分としては、両業種が配当利回りの観点では非常に魅力的になっているにもかかわらず買い付けをためらっている。

(4) 国内株式の業種・銘柄間格差が顕著になってきた
 本年秋くらいからの株価を見て感じているのだが、どうも日経平均に連れ安する銘柄と、無関係な動きを見せる銘柄がはっきり分かれてきたように感じる。特に、内需株では上昇を続ける銘柄も散見され、この傾向は欧州危機が一段落するまでは続くとみている。

 また、以下の点を若干気にしている。

(5) オリンパスの上場問題については上場維持で決着がつくと予想している。この決定後に日本株全体への不信感が発生する可能性があるとみている。もしかすると、優先株の引き受けを行う銘柄への不信が特に強く出るやもしれない。

(6) 3月までの段階で、国内政治に特に材料はおきないと想定している。解散・分裂のどちらにしろもう少し先かと。

(7) イランによるホルムズ海峡封鎖については、現時点では実行に移されるとは想定していない。だが、もしイランが(口先や演習ではない)実際の封鎖行動に出た場合は、一旦株式市場から資金を引き揚げ様子見に転じる予定。

(8) ネット株については引き続き手を出さない。おそらくは米国市場でフェイスブックが上場するまでは様子見姿勢を続けることになりそう。

 ということで、自分としては、
・当面は国内小型株の買い増し
・欧州危機の動向を見つつ海外株買付も検討
という方針を採ることにする。国内大型株は、金融危機やユーロ安に加え、オリンパスに絡む日本株不信が発生する懸念もあり、今回は買い付け対象から外す。

 また、買付銘柄としては、
(1) 日本株は小型内需株中心で、できれば増収を続けている銘柄
(2) 外国株は国籍を問わないが、金融株は除いた銘柄群
を狙う作戦を立てている。


 自分としては、この四半期は、銘柄選別が重要になる場面と考えている。
 指数にとらわれず、株価・業績とも好調な銘柄の順張りで行こうと考える次第である。


 
posted by こみけ at 21:27| Comment(5) | TrackBack(0) | 投資作戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月23日

株取引用PCの大規模改装を行ってみた

 そろそろPCの換え時であろうか・・・本年夏頃からそのような危機感を抱くようになった。
 株取引そのものでは特に問題は生じていないが、銘柄検討の際に動作が若干重いように感じたり、海外もののストラテジーゲームをプレイする際、動作が遅い点が目についたりするようになった。
 そのため、どうにか賞与が出たこともあり、また株式市場に手が出しづらく、売買を焦って行う必要がない今のうちにPCの大規模改装を行うことにした。
 以下では、今回改装の要点と実際の苦悶について語ってみることにする。


 まず、これまで使用していたPCは以下のような構成となっていた。2008年に自作し、その後も時折小規模改装を繰り返していたものである。
OS: Windows Vista Ultimate 64bit版
CPU: Intel Core 2 Quad 6600 (2.4GHz)
メモリ:DDR-2 8GB
ビデオカード: GeForce 8800GT×2枚(ディスプレイ3枚使用のため)
SSD: G.Skill Falcon シリーズ 128GB
HDD:500GB×2(RAID1/データ用)+1TB(ゲーム用)
ケース: Antec TwelveHundred
 ・・・2008年前半の高めの構成に、その後SSDを加えたこともあり、株取引用としてはまだまだ現役としていける構成ではある。
 だが、最近のゲームをプレイするのには力不足気味なのは否めない。殊に、今年の秋に「Supreme Ruler Cold War」というゲームを購入し、年単位で戦略を考えるゲームなのに、1日経過に現実世界で5分とか要してしまうのに絶望したのが直接の改装動機となった。また、動画再生で重さを感じるようにもなってきていたし、Windows Vistaが時代遅れになりつつあるのも気になっていた次第である。

 さて、上で挙げた問題も含め、今回の改装で達成したい目標を掲げてみると、以下のとおりとなった。
(1) マーケットスピードやチャートソフト「ストックナビ」をはじめとする各種資産運用ツールを快適に運用可能
(2) 現在使用中のディスプレイ3枚(WUXGA 2枚+SXGA 1枚)を接続可能
(3) HDDが故障しても早期の復帰が可能なように2本のHDDでRAID 1を構成
(4) Word/Excel/PowerPointは重いファイルであっても快適に扱えること
(5) 現在発売されているPCゲーム(極端に重い3Dゲームを除く)をそこそこの快適さでプレイ可能
(6) 消費電力をなるべく抑える
(7) 騒音については現状よりも多少大きくなっても問題なし
(8) 予算は最大20万円

 上記(1)-(8)のうち、単純にパーツを入れ替えただけでは達成できないのは(2)(6)であった。
これまでのPCでは、ディスプレイ3枚の同時運用のため、ビデオカードを2枚差しで使用しており、消費電力がアイドル時:180W/高負荷時:330Wとかなり大きくなっていた。
 このため、電気代が高くなるという直接的な影響に加え、特に夏季においては室内温度の上昇という人間(管理人)にとって非常につらい問題を引き起こしていた。
 今回は、なんとかして性能を確保しつつ低消費電力化を図りたい…と思っていたところ、AMD RADEONシリーズで向けに1枚のビデオカードで3枚以上のディスプレイに接続できる「Eyefinity」という仕様が開発されたことを知った。
 Eyefinityでは、DVIで接続できるディスプレイは2枚までで、それ以上はDisplayPortからの接続が必要になるとのことだったが、まあその辺は変換コネクタでもかませればDVIしかないうちのディスプレイでも大丈夫だろうとの考えでRADEONのビデオカードを採用することにした。・・・この認識が甘かったことで後に苦しむことになる。

 以上のことを考慮し、今回改装では以下のような構成にすることにした。

OS: Windows 7 Professional 64Bit版
CPU: Intel Core i7-2700K (3.5GHz)
メモリ: DDR-3 16GB
ビデオカード: AMD RADEON 6970シリーズ1枚
SSD: 最近のもので128GB品
HDD: 2TB×2(RAID1を構成してデータやゲームを全部詰め込む)
ケース: Antec TwelveHundred をそのまま流用

 CPUについてはフラッグシップではないものの高性能で、オーバークロックの余力も大きいCore i7 2700Kを選んだ。予算的には最新鋭のLGA2011シリーズもぎりぎりで選択肢に入ったが、クロックが2700Kよりも劣り、また同シリーズが一時つなぎのように思えたのであえて追加費用を投じ導入する必要性を感じなかった。
 メモリは最近安くなっているようなので、マザーボード限界の16GBまで必要もないのに積んでみることにした。あって困るものではないし。
 ビデオカードは、RADEONの中から6970シリーズを選択することにした。GeForce 8800GT 2枚差しから見れば安いし、ビデオカードがボトルネックとなるゲームも多かったため、最高とまではいかないが高速なビデオカードを選択した。
 SSDについては、これまでの運用で特にトラブルもなかったことから、SSDを使用することにした。これまで使用していたSSDも寿命はまだ尽きていないと思われるが、どうせなら最近の高速版がいいと思い、今回買い換えを行った。
 HDDについては、タイ洪水の影響で価格の急上昇があったことからどうするか迷ったのだが、価格がやや落ち着き始めたのを見て当初計画通り2TBのHDDを2本購入してRAID1(ミラーリング)を行うことにした。自分にとっては容量が十分あるため、ゲームソフト等も含めすべてRAID1ドライブに入れることにした。
 なお、光学ドライブについては使用中のものを流用する一方、CPUファンや電源は劣化を警戒し買い換えを行うことにした。

 パーツの買い出しは秋葉原で行い、おおむね順調に進んだ。
 ビデオカードについてはHD6970の在庫が少ないのか、やや古めのリファレンス品か、自分がプレイする気のない3Dアクションゲーム?が付属し割高なものしかなかった。結局リファレンス品を選んだが、どうせなら冷却性能に優れた製品を積みたかっただけにやや残念な結果になった。
 また、特筆すべきは、メモリ16GB分(4GBモジュール×4)の合計価格がたったの6,780円だった点である。円高に加え、直近のDRAM価格の低迷が影響していると思われるが、少なくとも自分は異常に安く感じる、というより採算割れしているのは間違いなさそう。エルピーダ(6665)にとってのファンダメンタルズ環境が非常に悪いことはよ〜く実感できた次第である。
 ここまででそろえた部品の集合写真を図1に示す。電源の箱が一番目立っているのはどうしたものだろうかねぇ。

ケースがないのでややこじんまり
図1 今回購入した部品の集合写真

 組み立てについては、Twelve Hundredが大型で余裕があるケースなうえ、購入した電源が必要なケーブルのみ装着するプラグイン式であることから容易に進んだ。途中、ビデオカードとHDDが接触する問題が生じたものの、HDDのマウント位置を変えることで解決できた。
 図2に組み上げ完了後の側面写真を示す。ケーブルもそれなりに整理されたような気がするが、気になるのはビデオカードでPC内のエアフローが分断されている点である。まあ、なんとかなるとは思うのだが。

ケーブルもそれなりに整備
図2 組み上げ完了時点でのPC側面写真
 その後、Windowsのインストールも問題なく進んだが、ディスプレイを3枚つなげようとしたときに問題が生じた。
 当初、ディスプレイ3枚のうち2枚はDVIコネクタに、1枚は適当に購入したDVI-Mini DisplayPort変換コネクタをかませたうえでMini DisplayPortに接続したのだが、これら3枚のうち2枚しか使用できないのである。Mini DisplayPortに接続したディスプレイも、使おうとすれば使えるのだが、代償としてDVIにつないだディスプレイのうちどちらか1枚を無効にしなければ使えない状態(排他使用)となった。
 今更ながら焦っていろいろ調べたところ、こちらのブログの記事等から、自分としては以下のように理解した。
・EyefinityではDVI、HDMI等、DisplayPort以外の出力はビデオカード1枚当たり2画面分までしかできない
・通常の変換コネクタで(Mini)DisplayPortを変換してDVIディスプレイにつないでも、そもそもビデオカード自身が2画面分のDVI出力能力しか持たないため3枚目以降のDVIディスプレイには画面を出力できない。このような変換コネクタはパッシブ式という。
・一方、コネクタ自身がDisplayPort出力をDVIでも使える出力(?)に変換する能力を持つアクティブ式変換コネクタというものがあり、これを使ってDVIディスプレイに接続すると、ビデオカードの出力+変換コネクタの出力分でDVI出力を合計3画面でできるようになる。
 ・・・要するに、購入する変換コネクタが間違っていたということになる。自分はパッシブ式変換コネクタを買ってしまったが、買わねばならないのはアクティブ式だったのである。
 これを踏まえて、AMDのホームページ内の対応コネクタの一覧表に掲載されているアクティブ式変換コネクタの中から、日本のAmazonでも扱っている「Accell B087B-006B」を取り寄せディスプレイを接続したところ、無事に3画面出力に成功した。よかったよかった。

左の19インチは補助扱い
図3 Eyefinityを使用し3画面同時表示しているところ
 結局のところ、最終的な構成は以下のようになった。
 変換コネクタ以外のパーツを全てソフマップで買ったことから若干のまとめ買い割引も入り、改装パーツの総購入費用はOS込みで約17万円、予算を1割以上余す形となった。メモリの安値もあるが、やはり全般に円高の影響が大きいということなのだろうかねぇ。

表1 今回改装したPCの構成一覧
HDDは2本で3万弱

 さて、肝心の使い心地であるが・・・
・株取引ツールの運用は全く問題なし。ストックナビはより一層早くなったように思える。
・Officeの運用は全く問題なし。大きいファイルでも素早い動作。
・CPUのオーバークロックを試みたところ、4.5GHzまでのオーバークロックは常用問題なし。ただ夏季の運用には不安が残るので、当面は4.5GHzでの運用を続けつつ夏にまた再検討。
・ゲームについては、劇的な改善はなし。問題の「Supreme Ruler Cold War」は1日経過に2〜3分かかる状況・・・もはやソフト側のアップデートを待つしかなさそう。
・消費電力については、オーバークロック時でもアイドル時が約135W、高負荷時は約330Wとなっている。高負荷をかける場面がゲームを含めても多くはないことを考えれば、2-3割程度の消費電力削減ができたものと推定。
・ビデオカードが負荷をかけると80度近くまで上昇している点が気になる。夏場の運用に耐えられるか若干心配しており、もし問題が生じるようなのならビデオカード用クーラーの増設も検討する必要が出てきそうである。
・騒音は特に気にならず。
という結果になった。ゲームの速度については、ハードウェア的な面だけではないと思ってあきらめることにした。がっかり。


 ということで、若干の不安や期待通りいかなかった点はあるが、今後2〜3年は使える能力のPCになったと自分では考えており、改装結果は概ね満足できるものとなった。
 この改装費用の元をとるためにも、引き続き市場で生き残るよう頑張っていきたいところである。

 
posted by こみけ at 20:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資作戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月03日

10-12月くらいの作戦〜買うのは反発のめどがついてから

 2011年も残すところあと3ヶ月となってしまい、震災からも半年が過ぎた。
 日本国内の産業は福島周辺を除き復旧しつつあるも、今度は海外で波乱が起きている状況である。
 本記事では、現在の株式市場に対する考えや今後の注意点などについて検討の上、自分が本年12月くらいまでにとろうと思っている作戦を述べてみる。


 まず、自分の現在のポジションは・・・現金100%の状態となっている。7〜9月の間に何回か売買を行ったものの、短期かつ小規模での売買が中心だったため、資産規模にはほとんど変化がない。

 そして、この後どうするかだが・・・「当面は様子見を継続し反転が確認できてから買いに入る」ということにした。時期がいつになるかはわからないが買いには入る、信用売りは当面行わないと言うことである。
 この結論を導いた理由は、以下の通りである。

(1) 欧米の金融市場における混乱が予想以上に広がっている
 7月初めの段階では、自分はギリシャ危機が峠を越えたと見ていた。しかしながら、その後も欧州金融市場における混乱は続いているばかりか、ギリシャのみならずイタリアをはじめとする他の南欧国にも広がりを見せつつある。また、米国でも8月の格下げ後は金融市場が不安定になっているような気がしており、米国10年債利回りは2%を割り込むまでに低下している。
 目下、自分の最大の関心事は、「リーマンショックの再来は近々(大体12月くらいまでの間に)あるか」という点である。現時点では、あるともないとも言えない・・・というか、どちらかに決め打ちするのは危険だと考えている。再来がなければ、現時点の株価水準は割安と言っていいと思うのだがねぇ。

(2) 直近の値動きが市場を問わず非常に激しい
 これは直近の市況を見れば一目瞭然であり、8月以降の世界各国の株式・金融・為替・資源などあらゆる市場で乱高下が起きている。この中に突っ込んでいくのは自分の現在の売買能力では危険なように思えるし、また仮に売買を行った場合、精神的にかなりの負荷がかかる場面が出てくると見ている。・・・後者は市況とは直接関係ないが、自分の現実世界における日常生活に影響が出るかもしれない以上、避けられれば避けたいところである。

(3) 何らかの政治的材料で一気に反発する可能性も捨てきれない
 今のところ市場で元も期待されているのは、米FRBが第三次量的緩和に踏み込むことであると思われる。これがいつ宣言されるかわからない・・・というか宣言されるという観測報道でさえも上げ材料になるかもしれない状況であるから、売りに入るのも怖い状況である。

 要するに、「相場が上下どっちに行くかわからないから、わかったような気になるまで手を出したくない」ということである。
 また、以下の事項について留意している。

(4) IT(というかモバゲー)関連株の値崩れについては、天井をつけた感はなくもないが、まだ本格的な下げには至っていないとの認識である。少なくともモバゲー関連株については今年一杯売り、買いのいずれも行わない予定。

(5) 国内政治は特に材料にはならないかと。

 ということで、自分としては、
・当面は様子見
・上昇局面に明確に入ったような気がしたら打診買いに入ってみる
・信用売りは今回の下落局面では行わない
ということにした。

 また、買付銘柄としては、
(1) リーマンショック的な展開がこなかった場合は、銀行・商社など今回の下落で下げ、かつ配当利回りが高い銘柄を中心にする
(2) リーマンショック的な展開が来てしまった場合は、(1)に加えて、今回の下落で歴史的な安値をつけている銘柄も買付を行う。例えば川崎汽船(9107)、NEC(6701)、SUMCO(3436)など。この場合はバスケットを組むような形で多くの銘柄に分散して買付を行う予定。
(3) 外国株式については、米国医薬株の買付を検討中。また、金融市場の波乱を受け新興国の通貨安が来た場合、印タタ自動車(TTM)のADRなど、自分でも知っているような新興国の大型株を買ってみるかも。
・・・となっている。


 自分としては、この四半期は、買付銘柄よりも買付に入るタイミングの方がはるかに重要になる場面になると見ている。
 格言「相場のことは相場に聞け」を実践する心構えで望んでいこうと考える次第である。
 

 
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2011年07月04日

7-9月くらいの作戦〜大型株・小型株どちらを重視しようか

 2011年も既に半分が過ぎ、株式市場でも震災の影響は徐々に収まりつつある。
 米国で昨年より行われていた第二次金融緩和は先月末をもって終了したが、米国の株式・商品市場は直近でも持ち直しているようにも見える。
 本記事では、昨今の株式市況や今後の警戒点を踏まえ、自分がこれから9月くらいまでにとろうと思っている作戦について語ってみる。


 まず、現在の自分のポジションは・・・現物株の買いが資産のほぼ80%を占めており、残り20%が現金である。
 保有中の銘柄は、メガバンク1銘柄、大手商社1銘柄の大型株2銘柄、並びに小型株4銘柄(不動産2、陸運1、サービス1)である。あと、この他に東北支援の意味合いを込めて仙台市に本社があるやまや(9994)を保有しているが、これは1単元だけなのでおまけ扱いということで。

 んで、これから当面の間の作戦は・・・「現物株の買付は継続しほぼ90-95%まで持っていくが、大型株・小型株の割合変更について随時検討する」ということにした。追加の株式買付は今週行う予定である。

 この結論に至った理由は、以下の通りである。

(1) ギリシャ危機はひとまず峠を越えたような気がする
 ギリシャ問題については、先週ギリシャ議会で救済のための法案?が成立したためひとまず峠は越えたと見ている。まだまだ細かいところでもめたり、デモがあったりするとは思うが、まあ株価材料として織り込むところは織り込んだかな〜と見ている。
(2) 米国の金融政策がいきなり引き締め方向になることは思わない
 米国の第二次金融緩和はひとまず先月末で終了したが、これが近い将来の利上げに直結するわけではないと考えている。利上げがあるとしても、米国等の景気や物価等に注意を払いつつ決定するはずなので、実際に行われるのは先ではないかな〜と見ている。
 ということで、(先月までほどではないにしろ)緩和局面は続くと考える事にした。

 この他、以下の3点について考慮している。
(3) 国内の政治は株価には影響なさそう。ただし参院自民党からの民主党への引き抜きが続いた場合は波乱要因となるかも。
(4) IT関連株の値崩れについては、現時点ではまだ発生していないとの認識。引き続きネット株には近寄らない予定。
(5) 原発問題については、株の材料という観点ではネタが出尽くしてきたような気がするのでひとまず放置することにした。電力株には近寄らないようにする。

 ということで、自分としては、
・今週中にもう一段の現物株買い増しを行う。
・その後は保有継続
・市況を観察し、大型株・小型株どちらかが強い展開になったら順張りということで強い方に資金を移動する
・7〜8月の波乱発生は特に警戒せず
ということにした。

 買付銘柄としては、
(1) 大型株は、銀行・商社など低PER・高配当利回り株
(2) 小型株は、震災時に急落し、その後の戻りが鈍く安値で放置されている銘柄(低PER・高配当利回りが望ましい)
を中心に狙うことにしている。

 自分としては、ここから2〜3ヶ月は市況の動きに素直についていくことが大切ではないかと考えている。
 安い、高いという理由だけで売買(特に逆張り)することは避けるよう心がける次第である。

 
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2011年05月08日

5-6月の作戦〜不透明感深刻化に身構える

 東日本大震災からおよそ二月、ここまで日本株式市場は多少の上下はあっても、3月15日の安値を底に堅調な展開を続けてきたといえる。
 しかしながら、今月に入ってからは海外市場で商品価格の急落や為替相場の波乱が起きるなど、これまでの日本株式市場の戻りを支えてきた外部要因が変わりつつある。
 さらに、6日(金)に菅首相が突如中部電力浜岡原子力発電所の停止を「要請」したため、日本の国内要因から見ても、震災で停止したわけではない原発の停止、ひいては電力需給の逼迫というという新たな懸念材料が発生したことになる。
 本記事では、上記の変化や昨今の株式市況を踏まえ、自分がこれから6月末くらいまでにとろうと思っている作戦について語ってみる。


 まず、現在の自分のポジションは・・・日経平均ETFの信用売りを行っている状況である。連休中に海外商品市況の急変を見て現金100%の方針を変更、売りに入ってみた(後出し失礼)。
 ただ、いったん買い戻した後の売りなおしであり、規模的には大きくない。

 んで、この後どうするかだが・・・「今後市場が不安定化し下げた段階で信用売り分は買い戻し、その後はしばらく待った後で現物株の買いに入る」ということにした。
 最終的に買いに入るのは、3月時点でも書いたとおり、日本経済は中長期的にはもう一踏ん張りしてくれると期待しているのが理由である。
 一方、買戻し・買い付け時期については・・・買戻しは5月末までのどこか、おそらくは20日前後までを想定している。また、買い付け時期については、5月末以降を想定しており、おそらく6月に入ってからになると現時点では想定している。
 この結論を導いた理由は、以下のとおりである。

(1)海外市場、特に商品・為替に波乱の目が出ている
 5月2日のオサマ・ビン・ラディン殺害をきっかけに、それまで上昇を続けていた商品価格が下落に転じている。企業利益という観点で見れば商品価格の下落はコスト抑制につながるわけであるから悪い話ではないのだが、お金の流れが変わっているという視点で見るとこれまでの株高の流れが反転する懸念がある。
 また、為替も一時1ドル80円を割り込む円高となったりユーロに対して急伸するなど不安定な状況になっている。波乱がさらに深まるのか、それとも早期に収束するのかはわからないが、少なくとも1日2日で収まる話ではないと考えるところである。

(2)浜岡原発の停止要請が他原発にも波及する懸念がある
 6日夜、菅首相は中部電力(9502)に対し浜岡原発を全号機停止するよう要請した事を明らかにした。
 要請の是非はさておき、この要請を株価材料としてみれば、(電気料金値上げである程度補填されるにしろ)中部電力の減益要因となるのは明らかである。
 また、原発を停止した場合でも、中電管内で電力不足にはいたらないようであるが、余剰電力の減少はそれだけで管内企業への懸念要因となりうるし、また東京電力管内への電力供給はより困難になる可能性は高い。
 そして、材料は懸念や可能性であっても株価に織り込みに行くことがあると考えた方が妥当である以上、今回の要請は(中部電力以外についても)株価の波乱要因になりうると構えておいたほうがよいと考える次第である。
 さらに厄介なのは、今後、原発停止の圧力、もしくは期待がほかの原発にも出てくる可能性があるという点である。仮に出てこなくても、可能性があるというだけで波乱要因になる恐れがある。普段はそれほど意識されなくとも、市場が神経質になってきた場合に問題視される可能性は考えておいたほうがよいと考える次第である。

(3)東京電力(9501)の先行きに対する不透明感が極めて強い
 東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う賠償等に関しては、これまで数々の観測記事が出されてきた。
 しかしながら、いまだに賠償額がどのくらいになり、そのうち税金投入が必要になる分はどれくらいになるか、また他の電力会社の負担はどうなるか、既存株主の保有株はどうなるのか・・・といったことは決定されていないようである。
 確かなのは、現時点で事故前に東京電力株を買い付けし保有を続けている場合、評価額が約20%に減少してしまっていることだけである。
 この賠償問題について、いつ、どのような形で決着がつくのか現段階では不明であるが、決着がついた段階で関連銘柄に影響が出るのは避けられない。また、場合によっては東電社債に関するリスクも浮上する可能性がないとは言い切れず、この場合は金融市場における波乱の種となりうる。
 結局、東電問題は、どう決着してもどこかに波乱を引き起こすし、決着しないならしないで思惑が跳梁する厄介な代物になっているというのが自分の印象である。

 その他、以下の事項に留意したいと思う。

(4)IT関連株の値崩れについては、現時点ではまだ発生していないと認識している。引き続き警戒を継続する。

(5)決算発表については、震災の影響を織り込んだ決算の発表が続いており今月の中旬に山を越える。今後は震災による業績修正ではなく、被災した企業やそうでない企業の増資に注目が集まる展開になると予想。
 自分としては、被災した企業が復興資金を調達する目的で行う増資については温かい目で見ようと思うのだが。

 ・・・自分としては、上記事項を考慮し、
・直近は売りポジションを保持し、急落するような場面があったら買戻しを行う。
・ただし買い戻し後即ドテンするのではなく、買いは相場反転の兆しが出るまで待つ。
・株式市場の下落は3月のような急落型ではなく、ジリ下げ型になると予想
・ただジリ下げ中に何かしらの大型材料が出てクライマックス的な下げがくればそれが底になるかも。
と想定してみた。

 買い付け候補銘柄については、従来の
(1)銀行・商社・サービスなど低PER株
(2)素材系をはじめとする復興関連株のうち割高でないように思えるもの
(3)IT関連株のうち競争が少なく今後の伸びが期待できるもの
(4)震災の影響を嫌気し一時大きく下げるかもしれないが反発が期待できるもの(不動産など)
に加え、
(5)株価が急落した銘柄の分散買い(ボロ株バスケット)
も検討してみることにした。ただ、ボロ株バスケットの発動は早くても6月中旬になるとは思うが。


 自分としては、今回の波乱局面を乗り越えた後の上昇は、復興需要もあり大型の上昇局面になると期待している。
 そのため、今回の波乱局面に対しては、資金を増やそうとするよりも、目減りを防ぐことに重点を置き、無理な売買をしないことを念頭に置く次第である。
 今回の波乱が軽微で終わる可能性もあるが、その場合でも買戻しはともかくあわてて新規買いを入れることは行わないように心がけるつもりである。
 下落場面で逆張りに行って資金を減らすのに比べれば、上昇局面の初動を取り逃すのはさほど重大事とはいえないはずである。
 当面は慎重な売買を心がけるようにしていきたいところである。
 
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2011年03月22日

5月くらいまでの作戦〜計画停電の影響を最重要視

 11日に東日本大震災が発生してから早くも10日以上が経過し、被害の全容がおおむね判明しつつある。また、地震や津波の被害に加え、福島第1原発の状況や東京電力・東北電力管内における計画停電についても、ある程度の状況というか影響が明らかになりつつある。
 本記事では、これらの事態を踏まえ、自分が今後5月くらいまでの間にとろうと思っている作戦について語ってみる。


 まず、現在自分のポジションは現金100%であり、今後は株を買おうと思っている。中長期的に見れば、日本経済はもう一踏ん張りしてくれると思うので。
 そして、買付時期については、「日本株式市場は5月半ばくらいまでのどこかで下げるように思えるのでそれまでは買わない」ということにした。
 この結論を導いたのは、以下の二つの懸念を自分が有していることによる。

(1)計画停電の影響について、一部銘柄を除きまだ株価が織り込んでいないのではないか
 皆様ご存じの通り、14日(月)から東京電力管内において計画停電が開始された。ニュース等では通勤での不便が強調されているが、通勤以外でも、家庭はもちろん、企業の活動にも多大な制約をもたらしつつある。
 現時点では計画停電は4月末までに一旦終了すると言うことになってはいるが、早くなるかもしれないし、遅くなるかもしれない。また、夏季には冷房需要による電力需要拡大から、再度計画停電を行う可能性が高いという。
 このような状況では、復興需要が期待できる一部業種を除き、業績が下振れする企業が続出するのは間違いない。そして、現在の株価水準(日経平均9000円台前半)はその業績下振れを織り込んでいないように思えるのである。もっとも、計画停電をいつまでやるかもはっきりしない以上、織り込むのも難しいのだが。
 んで、その業績下振れがある程度衆目にさらされるようになるのは、各社が今期業績の修正を発表する4月〜決算短信を発表する5月半ばの間であるから、その時期に株価の調整が起きる可能性が高いのではないかな〜と考えている。どうせ「夏季の計画停電次第ではさらなる下振れリスクも」とか(事実ではあるのだけど)投資家に不安をばらまくのではないかねぇ。
 
(2)モバゲー関連などIT関連株の動向に警戒した方が良いのではないか
 これは今回の震災とは無関係であるが、自分はモバゲーやSNS関連において過当競争が発生しているような気がしている。特に、震災前のTVCMの多さには閉口していた。
 こういう状況でどこかが業績下方修正や市場の期待を下回る来期予想を出したりすると、それがきっかけで関連銘柄全般が弱くなるのではないかと推測している。そして、これらは人気銘柄だけに、市場に与える心理的影響は大きいのではないかと思う次第である。

 また、上記2項目以外については、以下のような項目について考慮している。

(3)福島第1原発の問題については、色々考えた結果、相場的には「米国同時多発テロ後の米国内でのテロに対する危険のようなもの」という認識で当面対処してみることにした。目には見えないけれども誰もが恐怖するものと言うことで。何か悪い事態があれば市況に影響を与えるだろうし、何も起きなくとも心理的な負荷になるのではないかと思う。

(4)政治面については、海外視点で日本国内の治安悪化と見なされるような形でのデモ・抗議活動等が発生した場合は相場の下押し要因になりうるとは思う。また、政治が好材料になることはないと見ている・・・余計なことはしないで欲しいと切に願う次第。


 ・・・自分としては、上記事項やその他諸々を考慮して、

・買付に入るのは計画停電の業績への影響が明らかになるであろう4月後半以降とする
・計画停電や被災に伴う業績の一時的な落ち込みは重視しない(今期業績で評価を行ってもよいかも)
・どちらかと言えば体力のある大型株優先
・買付を狙う業種としては、素材系銘柄を軸とし、復興需要が期待できる銘柄にも注目してみる
・でもPER的に割安のように感じる商社とか銀行にも着目中
・IT関連株は5月いっぱいまでは買い付けしない方向で
・高配当銘柄は権利落ち後でも狙ってみようかな?
・東北地方の銘柄を入れたい

と言った作戦を立ててみた。
 なお、海外の動向については、アップル株の動向にもっとも注目する予定。アップルの株価が弱含んだりすると、日本のスマートフォン関連、ひいてはIT銘柄全般に影響が出てくるのではないかと警戒する。


 これから少なくとも数週間、日本株式市場は値動きが激しく、かつ方向性に欠ける難しい相場になると思う。
 自分としては、自らの手に負えなさそうな相場には参加せず、懸念材料が一つでも解消されてから参加しようと企むものである。


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2011年01月03日

本年の相場に対する心構えを述べてみる

 明日は大発会ということで、新年の相場が始まる。
 ということで、本年の相場に対する現時点での自分の心構え、もしくは妄想を述べてみる。
つらつらと書き連ねたため、文章が読みづらくなっていると思いますが、その点はご容赦の程お願い申し上げます。


 昨年の日経平均は一昨年末に比べて下落して終わったが、年末にかけて上昇したこともあり、現在は市場の雰囲気は悪くない。
 特に、新興市場や小型株に資金が回りつつあることは、相場に勢いが出つつあることを示唆している好材料だと考えている。
 また、08年のどん底からの業績回復に成功する一方で、株価がそれほど戻っていない銘柄も多数あり、これらの銘柄はPERもさることながら配当利回りが極めて魅力的な水準にある。
 たとえば、メガバンクたるみずほFG(8411)、三井住友FG(8316)の利回りは3%台後半と電力株を上回っている。また、商社株や小売株の中にも3%超の配当利回りとなっている銘柄が多数あり、これから期末の3月に向けて配当取りの動きが出てくることを期待しても良さそう。

 一方で、今後の長期的な波乱材料として注目したいのが長期金利の上昇である。今のところ、金利上昇の勢いはそれほどでもないが、今の日本国の財政状況(大赤字)が続く限りいずれは国債金利(≒長期金利)が上昇することになることは想像に難くない。
 そして、現在の財政規律のゆるみは、民主党政権が続く限りは確実に続くであろうし、また政権交代が起きても継続する可能性は高い。
 従って、今年確実に起きるとは言えないのだが、そう遠くないうちにインフレ傾向が発生するのではないかと考えている(でも話してみた人の誰からも賛同をもらえない・・・)。
 ・・・デフレ傾向がバブル崩壊から続いていると考えれば、ほぼ20年間はデフレが続いていたわけで、インフレ傾向になったらどうなるか自分にはよくわからない。不動産の買い急ぎ傾向は出てくるだろうから、とりあえず不動産株を買ってみようかな?と言うくらいの戦術くらいしか自分にはなく、今後開拓しなければならないところである。今回の帰省で、購入後ずっと部屋にしまいっぱなしだった「月足30年 平成15年上期版(1976年からの月足を掲載)」を持ってきたが、どこまで役に立つのやら。

 また、個人的に気になっているのが、現在のモバゲー関連の人気が崩れたりしないか、と言う点である。グリーのCMは年末たくさんみたような気がするが、企業規模から言って過剰な宣伝量のように思える上、どうも過当競争が起きているような気がする。いや、自分はモバゲーとか一切やらないので詳しいことはわからないのだけど。
 ただ、仮にモバゲー関連の人気(と言うか株価)が崩れるとしても、それがいつになるのかは予想が難しい。一番可能性が高いのは、グリーなど大手銘柄の業績発表時なのだろうがねぇ。
 まあ、モバゲー関連を含めて、IT関連からは当面遠ざかってみようと思う次第である。もっとも、実際にIT関連の銘柄が一気に下げたりするような場合は買いに入るつもりもあるが。

 以上、今年は金利がらみの波乱をもっとも警戒することにした。為替は外国市場の波乱がらみで大きく振れる場面があるとみているが、株式市場が昨年夏のような安値をつけに行くほどの影響はないとみている(為替相場水準ではなく株式市場への衝撃度の面で)。
 基本的には年を通して買いポジションを取り続けるが、4〜5月には一旦買いの規模を減らす予定。そこから先は、情勢を見ての判断になるねぇ。
 個別銘柄の観点では、3月までは高配当銘柄や優待銘柄を狙うとして、そこから先にどの銘柄を狙うかが悩ましいところである。不動産やIT関連(厳選)かねぇ。

 というわけで、本年も油断せずに進んでいきましょう。
 
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2008年11月03日

11月の作戦−円高前提の入れ替え

 先週なんの前触れもなく発表された九十九電機(注:非上場PCパーツショップ)の倒産に驚いている管理人のこみけですこんばんは。
 自分はここでPCケースをはじめとするいくつかの部品を買っていたので保証等の動向が気がかり。・・・それに、年末ディスプレイを増設する際にここで購入しようと思っていたのに・・・大須周辺のPCパーツ屋をまた巡り直さなくては・・・。


 さて、先月の金融市場は世界中で大荒れだった。
 日経平均は一時的に7,000円を割り込み、バブル後最安値を記録してしまった。
 また、円高も一時90円台まで進行し、現在も100円割れの水準が続いている。
 現時点においては株価は8,000円台中盤まで戻ってきており、乱高下の幅は少なくなってきているが、まだまだ落ち着きを取り戻したとは言えない状況である。
 というか、自分もえらい目にあいましたよ、ええ。2003年よりもひどかった・・・。

 んで、今月の日本株式市場であるが、自分としては為替動向がもっとも大きな影響を及ぼすものと想定している。最近は、欧米の金融不安が為替に反映されやすくなっているし、輸出企業の業績にも影響を与えるという二重の影響があるからねぇ。
 ただ、一本調子で円高になるわけではなく、一旦円安(105円くらい?)局面があってから再度円高傾向になる、という流れを想像している。今はそのうちの円安局面という認識である。
 円安→円高へと反転するのがいつ頃なのかはまだ漠然としか考えていないが、今月15日の緊急サミット前後が一つの山ではないかと考えている。そこで反転しなければ、年末まで為替は安定傾向ではないかと予想してみる。
 それと、為替介入であるが、先月の円高局面で日本当局の介入が噂されなかった以上、ドル円が80円台中盤くらいになるまでは介入は行いづらいと思う。よって、次の円高局面では80円台まで円高が進行する可能性大と見ている。
 それより円が安い水準での為替介入があるとすれば日米欧の協調介入であるが、これは米大統領選の勝者が確定すること、欧州の金融混乱(アイスランドの騒ぎとか)が一段落してからの実施になるのではないかと思える。あとは、緊急サミット前後にある可能性くらいかねぇ。

 というわけで、自分の作戦としては、現在の買いポジションを維持しつつも、いずれ起きると読む円高局面に対抗すべく、円高抵抗力のある銘柄への銘柄入れ替えを行おうと考えている。
 具体的には、小売・サービスなどの内需株や新興IT関連株の買付を考えている。また、株主優待の利回り(優待券等の金額÷株価)が魅力的な銘柄は期末の上昇が期待できそうなので狙ってみる予定。これだけ株価が下がっていると、配当と同様、優待も魅力的になっているからねぇ。
 

 というわけで、今月は現在の買付規模を維持しつつ銘柄入れ替えを行う予定。
 もっとも、そんなに急ぐつもりはなく、売買は月の下旬に行うつもりだし、来月になってもかまわないかな〜と思っている状況である。
 まあ、飛びつきは売り買い共に控えようと言うことで。


 あともう一つ。個人的に、先月MSCBの発行を発表したエルピーダメモリ(6665)の動向に注目している。
 現在、エルピーダの株価は下限転換価額を下回った水準にある。今後株価が反発すれば問題ないのだが、仮に現在の株価水準をうろうろすることになると、MSCBの繰り上げ償還が行われる可能性が出てくる。
 そのとき、エルピーダがどんな動きをするかが興味深い。資金調達をあきらめるか、別の資金調達方法を考えるか、MSCBの再発行を行うか、どんな手を打ってくるか注目しているところである。
 双日(2768)の場合は、MSCBの発行を嫌気し株価が急落したあと反発したのでMSCBの転換が進んだが、ここはどうなることやら。
 

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2008年10月05日

10〜12月の作戦−買いポジション維持

 今月から新たな四半期が始まったと言うことで、今後3ヶ月間の作戦を考えてみた。

 現在、自分は製造業の大型株および新興不動産銘柄を主力とした買いポジションを取っている。現物に加え、信用買いもある程度行っており、維持率には大分余裕があるものの、買いポジションをこれ以上増やすことはやりたくない状況である。
 以下では、今後3ヶ月間の市況動向について妄想してみた。

10月
 金融市場の混乱が継続する一方で、問題企業の資本増強や再編が進む。その結果、市場は依然不安定で乱高下しつつも下げ止まりの兆しが見えてくると予想。
 一方で、個別では業績下方修正を出す銘柄が多数現れるものと考えられる。修正発表を行ったあとの株価動向がどうなるかを注視することで、市況の強弱が判定できるやもしれない。

11月
 中旬〜下旬くらいにかけて一旦、反落が起きることを警戒してみる。
 この時期、日本市場の下落要因として考えられるのは
(1)衆院総選挙で波乱が起きること
(2)為替で大幅な円高が起きること
(3)業績下方修正の多発
の3点である。
 (1)はそもそも総選挙が11月に行われるか自体が不透明になってきたが、自民党が勝っても民主党が勝っても市場にとっては悪材料と捉えられる可能性がある。
 (2)は、欧米など海外で波乱が起き、その影響で為替が円高(というかドル・ユーロ安)に振れることを想定している。この場合は、輸出関連株に取っての下げ要因となるのではないかと。
 (3)はほぼ確実に起きると予想できる事態である。問題は、市場がそれを織り込み済みかどうかと言うところである。こればかりは発表後の株価動向を見ないとわからない。

12月
 この時期に波乱が起きるとすれば、欧州、もしくは新興国で起きるものではないかと妄想している。
 最近は、米国よりもむしろ欧州の方が混乱しているようだし、まだなんか一波乱ありそうに感じるのだよねぇ。
 また、新興国に対してももう一段の波乱があるのではないかと感じている。BRICsも高成長は維持できなくなるだろうし、これまでの資源高で潤っていた南米あたりの国が経済危機に陥ったりすれば世界全体の不安材料になるのではないかと。

 この期間の日経平均の上値については12,500円±500円(11月下旬頃)、下値については10,000円±300円(10月中旬頃)と予想してみる。

 なお、今四半期、おもしろファイナンスは減少すると予想している。
 世界的な金融混乱が起きている以上、ゆかいなファイナンスに巡ってくる資金が減少する可能性は極めて高い。
 また、ファイナンスが行われる場合でも、資金および利益の回収までに一定時間が必要なMSCBやMSワラントは減少するものと思われる。
 その代わりに、表だっては普通の第三者割当て増資の形を取り、手数料などの名目で利ざや(?)を早期に稼ぐ仕組みのファイナンスが増加するものと予想する。まあ、この時期に有利な条件で資金調達ができるわけでもなし、ある程度不利な条件になるのは仕方ないとは思うが。

 んで、自分としては今四半期は以下のような流れで乗り切るつもり。

10月
 現在とっている買いポジションの整理を行う。
 なるべくポジションの規模自体は減らさない方向で行きたいが、それが難しい場合は下落率が大きい銘柄であってもためらうことなく切っていきたい。

11月
 銘柄入れ替えは行うにしろ、買いポジションは同じかやや減らすようにする。
 この時期、輸出関連株が大きく反発する局面があったら売りに入るかもしれない。

12月
 そのときの市況次第ではないかと。
 ただ、基本的には買いポジションを維持するつもり。

 なお、買付対象としては、
(1)高利回りの内需株
(2)そこそこ割安な新興IT株
(3)オンリーワンな製品がある製造業
(4)倒産しなさそうに見える不動産株
あたりを狙っている状況。
 現在は(1)〜(4)にまんべんなく資金を投入しているが、徐々に(2)(3)へとポジションを集中させていくことを考えている。


 以上、今四半期は、海外の動向を見つつ反発に備えたポジションを取ってみるつもりである。
 ただ、このポジションが報われるとしても、相当先になるであろうことを覚悟しておく予定。
 
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2008年09月01日

9月の作戦−不動産に手を出すか否か

 ニューディール(4740)の新株予約権発行を巡り発行差し止めの仮処分申請を行った株主の方を漢であると心より賞賛する管理人のこみけですこんばんは。
 いやあ、ライブドアに配当を要求する株主提案を行った個人株主の人を見たとき以来の感動だねぇ。一方、ニューディール側の狼狽っぷりもプレスリリースから見て取れる。というか、会社側は株主の正当な権利を行使しただけであるこのお方をいったいなんの罪で刑事告訴するつもりなのだろうか。


 さて、日本の株式市場は軟調な展開が続いている。米経済がいまいちなのが一番の原因なのであろうが、日本市場はひときわ元気がないと感じてしまう。
 んでは、元気がない原因はいったい何だろうと考えてみると、
・政府が行うと言う経済対策のうち、株式優遇策?はなんだかよくわからない仕組みに感じられる
・オリンピックを見るのにみんな一生懸命だった
・糞ファイナンスが相次いだことによる株式市場への不信感
・楽天イーグルスがクライマックスシリーズに出られなそうなので落胆している(←自分が元気がない原因)

・・・といったことが考えられなくもないが、結局のところは、「株価が上がりそうにない」という雰囲気が何となく漂っているからではないと思う。
 となると、現在の雰囲気を打破する何かが必要になってくる。
 一番効果的なのは、株価の動きそれ自体であり、
(1)株価が急騰するなんかすごい材料
(2)(材料があってもなくても良いので)もう下げすぎだとしか思えないくらいの株価下落
のどちらかが起きれば、市場参加者の皆さんもだいぶ動きやすくなると思う。
 ただ、現状では(1)より(2)の方が起きる可能性が高いと思えるところであるから、売買(特に買付)はやりづらい状況である。
 というわけで、今月は当面様子見の姿勢を取り、市場の動きにに応じて買い増しや銘柄入れ替えを考えていく予定である。

 さて、いざ株式の買付を行う場面がやってきたとして、特に悩みそうなのが、小型株、特に新興不動産銘柄に手を出すか否かである。目下、新興不動産銘柄の株価は著しく下落している。特に、不動産流動化関連はアーバンコーポレイション(8868)の倒産もあり、PERで見ると信じられないほど安くなっている。が、不動産流動化関連銘柄には(アーバンと同様に)資金繰りに関するリスクがつきまとっていると自分は判断しているため、今回は不動産流動化関連銘柄は狙わない。
 自分が狙いたいのは、不動産の仲介や管理など、周辺業務(?)をになう銘柄群を狙ってみたい。これらの銘柄については、不動産の値下がりとはそれほど関係なく売り上げが出るわけであるから、それなりの経営をしていれば、いきなり資金繰りが行き詰まっての倒産はないだろうと言うことで。
 ただ、買付を今行うのが適切なのか、という点で悩んでいる。流動化関連でどこかもう一つくらい大きいところが逝ってくれると動きやすいのだけどねぇ。
 

 今月は、東証一部と新興市場の動きが連動するか否かに注意を払いたい。
 もし、東証一部を差し置き新興市場が反発するような展開になった場合は、新興市場が底打ちした可能性があると考えてみる心づもりである。
 
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2008年06月03日

株取引用PCの改装を行ってみた

 以前記事にも書いたが、自分は本年2月に株取引用PCの自作を行った。その後、自分が楽天イーグルスのおひざ元から横浜ベイスターズの地へと引っ越しを行う際にも本PCを随伴させた。
 その甲斐あって、本PCは、本来目的の株取引に加え、情報収集・えっちゲーム・レポート作成・娯楽など、多くの用途に活躍してくれている。

 だが、事実上初めての自作だったと言うこともあり、運用を重ねるにつれていくつか本PCの問題点が浮かび上がってきた。
 そこで、今月末には中日ドラゴンズの近所に引っ越すことが確定したこともあり、秋葉原が近所にあるうちに、ということで、いろいろ引かれて困っている給料の一部を投じ、PCの一部改装を行い、性能面および安定性の改善を図った。
 本記事では、そこら辺の改装について語ってみることにする。


 さて、今回の改装で改善することを目指したのは以下の2点である。

(1)チャートソフトで見る銘柄を変える際の切り替え速度が遅いのが気になる
(2)CPUをはじめとするPC内部の温度が著しく上昇している

 (1)はPCの性能面の問題、(2)はPCの安定性の問題である。

 
 まず、(1)のチャートソフトの切り替え問題である。
 自分はチャートソフトとして「ストックナビ」を使っているのだが、このソフトでチャートを見る銘柄を切り替える際、HDDへのアクセスが行われ、待ち時間が生じている。待ち時間はおそらく0.8〜1.0秒くらいだとは思うのだが、この時間が気になってしょうがなくなった。おそらくはHDDのアクセス速度(ランダムアクセス?)の限界なのだろうと思う。
 そこで、ここは奮発してSSD(Solid State Drive)で超高速アクセス!・・・と行きたいところだがSSDを買えるようなお金があるわけない。仕方ないのでSSDよりは安価なコンパクトフラッシュ(CF)を購入し、それをCF→IDE変換アダプターを用いてPCに接続し、擬似的な?SSDとして運用することで問題が改善できないか試みてみた。
 実際に購入してきたCFおよび変換アダプターの写真を図1として示してみる。なお、写真ではCFは変換アダプターに既に装着済みである。

裏にもう一枚装着可能
図1 購入したコンパクトフラッシュおよびCF→IDE変換アダプター

 変換アダプターは、最大2枚のCFを搭載できるものを選んだ(2枚目は写真の裏面側に装着する)。価格は2,000円弱であった。これを、マザーボード上のIDEポートに直接搭載する。
 CFについては、あまり速度が遅すぎるものだと購入する意味がなさそうなので、店頭で高速そうに見えたサンディスク製CFを選んでみた。今回は容量はそれほど大きくなくてもいい(ストックナビの現容量は約0.9GB)ので、容量は4GBのものを選んだ。最近、SDカードが安くなっていることから、CFも同じくらいの値段で買えるかな〜とか思っていたのだが、1万円近くしたのは誤算だった。

 実際にPCにCF(と変換アダプター)を装着した写真を図2に示す。メモリに隠れていて見えにくいが、マザーボード上に直差しされているのが確認できると思う。

IDEコネクタに力で押しつけ
図2 CFを搭載したマザーボードの写真


 んで、肝心の性能であるが、ベンチマークソフトを用いてHDDとCFの速度を測定してみたところ、図3のような結果となった。ランダムリード速度についてはCFの勝利である一方、書き込み性能についてはHDDの方が上回る結果となった。

本物のSSDならもっと速いはず
図3 HDDおよびCFの速度比較

 この辺はストックナビの操作感にも現れた。具体的には、
・銘柄切り替えは劇的に速くなり、切り替え時間をほとんど感じなくなった
・株価データのダウンロード・変換処理は従来より1.5〜2倍程度の時間がかかるように感じられる
 まあ、この辺はHDD・CFの特徴がそのまま現れているのではないかと。ただ、株価データのダウンロード・変換処理は基本的にはバックグラウンドで行うので、多少時間がかかっても自分としては困らない。
 ということで、無事目標を達成したといえそうである。よかったよかった。
 当面は、このままCFでのソフト運用を行ってみて、相応の信頼性がありそうだったらアプリケーション用ディスクとして(本物の)SSDを購入してみたいと思っている。それで問題なければ、いよいよシステム用ディスクとしてのSSDの運用を検討してみる予定である。
 きっと、その頃には大容量のものがそれなりの値段で買えるようになっていることでしょうということで。



 次に、(2)のPC内部温度の上昇である。
 この問題は、搭載したパーツ類の構成を考えると、それを収めたケースが小さいことが要因となったものである。
 当初使用していた「Antec Solo」は優れた静音性を持つ人気ケースではあるが、半面、冷却性能についてはそれほど高くないケースである。そこに発熱量の大きい「GeForce 8800GT」搭載のビデオカードを2枚搭載し、SLI構成を取ったことから、明らかなエアフロー不足に陥っていたものと推測される。さらに、イーグルスのおひざ元からベイスターズの地へと引っ越しを行ったことで、部屋の温度が建造当初に比べ15℃近く高い中での運用を行うこともあった。
 その結果、ある晴れた日にネット配信で野球中継を見ていたところ、突如PCが前触れ無く停止する現象が発生した。ちょうど暑い日だったこともあり、まずは熱暴走を疑いPC内の温度測定を行ったところ、温度はこのくらい↓になっていた。

ここまでとは思わなかった・・・
図4 改装前のPC温度


 ・・・CPUだけではなく、マザーボードも危険な領域へと突入していた。というか、PCの寿命にも影響するかもしれない水準である。
 さすがにこれではまずいと言うことで、ケースをもう少し冷却性能の良いものに買い換えることにした。

 今回ケースに求める条件として定めたのは、以下の通りである。
(a)冷却性能優秀であること
(b)リセットスイッチを備えていること
(c)ドライブや電源スイッチを覆うパネル(ふた)が存在しないこと
(d)ケースの色は黒であること
(e)5インチベイ2カ所、3.5インチベイ1カ所、3.5インチシャドウベイを4カ所以上備えること

 これらのうち、(a)は今回のケース購入目的そのものである。
 (b)(c)はSoloを購入する際にも必要条件として求めた要件である。(b)リセットスイッチがあれば、シャットダウンがうまくいかない場合にいちいち背面の電源スイッチを切る必要がないし、また、(c)ケースのふたがなければCD/DVDディスクの取り出しを素早く行える。
 (d)は、現在保有しているドライブ類が黒であることによる。Soloが黒だったものでドライブもそれに合わせた次第である。
 (e)は、現在保有しているドライブ類全て(5インチベイ小物入れを除く)を搭載するのに必要なドライブ数である。ただ、今後の拡張を考慮すれば、特に3.5インチベイについては、これ以上の数が欲しいところである。

 んで、これらの条件を満たすケースの探索に入ったが・・・まずわかったのは、フルタワーかそれに近いケースでなければ条件を満たせないと言うことであった。普通(?)のATXケースでは、SLI構成を取ったまま冷却性能を確保するのはかなり難しいのではないかと思われた。
 そのため、当初はフルタワーケースである「Silverstone SST-TJ07B」や「CoolerMaster COSMOS S」の購入を検討してみた。だが、検討中に「Antec TwelveHundred」の国内発売が発表されたため、そちらの購入を行うことを決定した。Soloではケースの選択に失敗したが、ケース造りは非常によかった。その辺もあり、今回もAntec製ケースの購入を行ってみることにした。
 TwelveHundredはE-ATX規格には対応していないが、高さ60cm近い大型ケースであることから、SLI構成を取っても余裕の大きさである。また、12cmファン5基および20cmファン1基を標準で備え、冷却性能にも期待できる代物である。今回は、さらに12cmファン2基の増設を行い、万全を期すことにした。

 従来のケース(Solo)ではケースの中は図5のような状態になっていた。何というか、もう混沌としていてケーブルの抜き差しすら大変な状態であった。そのせいでエアフローが悪化し、ケース内温度が上昇していた面もあったと思われる。

メモリさえ見えない
図5 従来ケース(Solo)の内部状態


 んで、そこからマザーボードを外したり電源を抜き取ったりビデオカードを差し替えたり大騒ぎしてどうにかケースをTwelve Hundred換装した写真が図6である。裏面配線を活用することにより、マザーボード上にはケーブルがほとんどかからないようにすることに成功した。まあ、その分裏面は大変なことになっているが。
 また、HDDの間にもスペースを設けることができた上、内部増設ファンによりチップセットにも若干ではあるが風が当たるようになった。

裏配線ですっきり
図6 ケース換装後の内部状態


 ケース換装後のPC内部温度は図7の通りとなった。室温が約28℃だったので、マザーボードは+10℃、CPUは+30℃と言うところである。まあ、これくらいなら何とかなりそうで、一安心できた。

でもまだ油断はできない
図7 ケース換装後のPC内部温度

 ただ、ドラゴンズの地の夏は痛烈なものであると聞くから、ひょっとしたら、ケースファンやCPUクーラーの換装が改めて必要になるかもしれないとは考えている。
 ・・・まあ、この辺は向こうに移動してから考えましょうと言うことで、今回の改装はここまでにとどめることとした。
 なお、騒音については、エアコンを弱くかけているくらいであり、睡眠中に稼働させるのでなければ十分許容できる水準と感じている。

 改装後のPCの構成は表1の通りである。ディスプレイは24型ワイドディスプレイを4月に購入したが、いずれもう1枚購入したいところである。最終的には24型3枚体制にしたいねぇ。

表1 2008年5月31日時点におけるPCの構成
値段は聞かないでください・・・


 あと、ついでに稼働時のPCの写真などを。なんかすごい勢いで光っています。

それほど気にならない
(1) 正面写真

増設した分余計に目立つ
(2) 側面写真

図8 稼働時のPC写真

 


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2008年05月31日

6月の作戦−待ち継続

 昨日までに会社から解雇を通告されなかったので、どうにか2ヶ月間の試用期間を生き残ったらしき管理人のこみけですこんにちは。
 中日ドラゴンズの近所への転勤も予定通り発令される(6/25頃に横浜ベイスターズの地から向こうへ移動の予定)ようだし、まずは一安心。


 さて、現在の日本株式市場は概ね堅調、といった印象である。自分が警戒していた5月連休明けの急落も起きず、原油先物が高値をつけてきた局面についても大きく崩れることはなかった。この点については、為替が安定していた影響が大きいと思われる。

 自分の目下の関心事は、(5月連休明けに起きることを警戒した)急落局面がここから起きる可能性は高いか、という点である。ここで、5月連休中に書いた記事で挙げてみた不安材料がその後どうなったかを考えてみると、

・欧米の金融不安はやや改善か?
・日本企業の業績見通しがよろしくない点は大差ないが、為替安定は朗報
・日本の政治情勢は相変わらず極めて悪い
・中国情勢は四川大地震でさらに悪化

というところではないかと思う。
 上の4項目を足し合わせると、「大して良くも悪くもなっていない」といったところか。急落局面が来た場合の後付の理由としては十分ではあるが、「この4項目を理由として急落局面が起きるか?」ということを考えると、「5月に起きなかったのだから6月に起きる理由は特にない」という煮え切らない結論に達した。
 ただ、決算発表も峠を越えている以上、業績予想など、個別銘柄が原因で市況全体が上下に振られる可能性は低いとはいえそうである。

 しかしながら、上記4項目以外に気になっている点として、先週末(5/22)頃から、原油価格と米株式市場の間の相関関係(原油上昇→株価下落・原油下落→株価上昇)が薄れてきたように感じる点を挙げてみる。
 米国経済が原油価格の動向に大きく受ける体質は変わりないのである。となると、上記相関関係に変化が起きているのは、(株式・債券・商品など広範囲の)市場でうごめくお金の動きに変化(他分野への移動ではなく市場そのものからの逃避)が生じる前触れなのではないかと警戒してみる次第である。
 ・・・まあ、実際に市場全体からの資金逃避が起きたとしても、一時的なパニック的なものだとは思うがねぇ。


 というわけで、今月の作戦は、先月と同じく、「当面は現金100%の現状を維持しつつ株価下落局面を待ち、実際に下落局面が起きたら打診のタイミングをうかがう」ということにする。
 打診時期としては、会社四季報が発売されて銘柄点検を行ったあと、6月下旬以降になるのではないかと考えている。
 また、打診対象としては、現在のところ、大手銀行株を主軸として検討している。
 それに加え、小売・サービスなど内需銘柄をいくつか買付することを想定している。
 あと、PERを見ると、不動産株も魅力に思えるのだが、マンションの売れ行きが落ち込んでいるという現状を見るとちょっと怖いねぇ。


 ・・・今月は、市況に振り回されないことが重要になりそうだと妄想している。
 安易な買付、狼狽売り、どちらも行わないよう自戒したい。いや、普通の生活でもそうなんだけどねぇ。
 
posted by こみけ at 10:36| Comment(4) | TrackBack(0) | 投資作戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月05日

5月の作戦−現金100%で様子見

 ゴールデンウィークと言うことで楽天イーグルスのおひざ元に帰省したものの、やることがなくて落ち着かない管理人のこみけですこんばんは。
 ・・・株本を読んだりしてそれなりに有意義な時間を過ごしているものの、こんなにのんびりしてていいのかな〜とか思ったりすることもあるもので。まあ、それもあと2日限りだがねぇ。


 さて、現在の日本市場は3月中旬を底とした反発局面が続いている状況である。5月2日には終値で日経平均14,000円越えを果たし、2月下旬につけた高値に迫っている。

 この株価上昇の支援材料として大きな役割を果たしてきたのが、1ドル=105円台まで進んだ円安であろう。一時95円台まで円高が進んでいたわけだから、円はドルに対して10%近く反落したことになる。この点が輸出関連銘柄の株価反発を招いたと言える。
 また、欧米での金融不安が後退したことも、特に金融株には好材料だったと言える。

 ただ、自分としては現在の上昇が続かず、むしろ近いうちに下落に転じるのではないかという警戒感を抱いている。
 昨年は起きなかったが、ここ数年、4〜5月にかけて株価の急落局面が起きている。
んで、現在の状況を昨年の今頃と比較してみると、米国のバブル経済に沸き、各種市場に資金が流入していた昨年と異なり、今年は、
・欧米で金融不安が生じていること
・日本企業の業績見通しが悲観的であること
・日本の政治情勢が極めて悪いこと
・チベット問題等で中国が不安定化しているように見えること
など、悲観するネタには事欠かない状況である。
 と言うことで、時節柄、そう遠くないうちに急落局面が起きてもおかしくないと認識した。
 この時期に急落が起きる原因としては、ヘッジファンドの決算とか業績見通しに失望してとか色々言われるが、そこら辺は重要ではないかと。あくまで下落するか否かを問題にすると言うことで。

 そこで、自分としては、連休明けに株価の急落局面が来るのではないかとの前提を持って行動した。
 具体的には、4月末の段階で保有する全銘柄の売却を行い、全ての金融資産を現金化した。また、信用売りも一切行っていない、現金100%の状況である。


 んで、今月の作戦であるが・・・「当面は現金100%の現状を維持し、実際に下落局面が起きたら打診のタイミングをうかがう」ということにした。
 打診を行うのは早くとも5月末で、6月15日以降になる可能性が高いのではないかと見ている。つまり、今月売買を行う可能性は小さい。
 また、狙うセクターとしては、大手銀行株を主力とし、それに加え、サービス・小売など、内需銘柄に重点を置いた物色を行う予定である。また、リスク回避のために、決算発表前の銘柄の買付は避けたいところである。


 今月は、あきらめが肝心な日々が続くのではないかと予想している。
 どんなあきらめが必要になるかは人それぞれであろうが、自分にとっては市況が予想に反して上昇した際に飛びつくことをあきらめることが肝要になりそうである。
 
posted by こみけ at 00:29| Comment(9) | TrackBack(0) | 投資作戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月31日

4〜6月の作戦―海外情勢&資源安?

 実家から寮へ自作PCを輸送し、無事再組み立て・起動試験に成功するも、部屋の電気容量の限界という問題に遭遇したため、全力発揮時のPC安定性(というかブレーカーが落ちないか)に不安が長じている管理人のこみけですこんばんは。
 まあ、エアコンとか電気ポットなんかを同時に動かさなければ大丈夫なのだろうけどねぇ。


 さて、明日から新たな四半期が始まるということで、今後3ヶ月間の投資作戦を立ててみた。今期からは従来の戦術を変更しなければならないことも多くなってくると予想されるため、積極的な動きはなかなかできなさそうである。

 まず、現時点での資産状況であるが、現在、総資産の9割近くが現物株式となっており、それ以外はわずかな現金が残るのみである。したがって、買い増しを行う余力は極めて小さいものとなっている。
 従って、売買を行うとなれば、細々とした新規追加資金を除けば、銘柄入れ替えが主になるものと思われる。
 以下では、今後3ヶ月間の市況動向について妄想してみた。

4月
 政治面でよほどの混乱が起きない限り、市況はそこそこ安定するのではないかと。米国や中国の政治経済も小康状態になるのではないかと予想。したがって、この時期は緩やかにではあるが株高および円安傾向に振れるのではないかと見る次第である。
 ただ、4〜6月は全般的に投機資金をはじめとする資金の流動性は低下する可能性が高いと見ており、従って、資源価格は低下する傾向が続くと見ている。

5月
 国内外ではこれといったネタはなさそうな時期であり、日経平均は堅調に推移する可能性が高いのではないかと。一方、この時期に新興市場で波乱が起きる可能性が高いとみている。毎年恒例となった業績下方修正はもちろんのこと、本年に入ってからちらほら起き始めている新興銘柄の倒産が複数起きる可能性もあるのではないかと妄想してみる。
 なお、この辺は東証が行うという第三者割当増資への規制が、どの時期から・どの程度の厳しさで行われるかが影響する可能性大である。

6月
 何かしらの波乱が起きるとすればオリンピックがらみの中国由来のものであろう。中国への輸出鈍化に起因する日本企業の業績不安による株安が起きる可能性を疑ってみる。ちょうど決算期なだけに、業績見通しを悲観する売りが出やすい局面だと思う。
 為替については、中国の混乱を嫌気した影響で新興国からの資金引き上げが起き、その影響?で円高に振れる可能性はあると思う。

 この間の日経平均の上値については14,200円±500円(5月下旬頃)、下値については11,000円±300円(4月中旬または6月下旬)と想定してみる。
 なお、この期間中に東証が第三者割当増資への規制を行った場合、わけあり銘柄や新興銘柄にとっては悪材料として受け止められる可能性が高い。ただ、実際に施行されるのはおそらく発表後数ヶ月経ってからであろうから、今四半期中に駆け込み発行が行われたり、規制により増資ができないことが原因となり破綻する銘柄が出てくる可能性は小さいと見ている。


 んで、今四半期の自分の行動計画としては以下の通りである。

4月
 基本的には現状維持、動くとすれば内需関連の大型株の買い付けに動く可能性大。

5月
 先に挙げたような新興市場の波乱(マザーズ指数450割れくらい)が起きた場合、新興銘柄および小型株の買いに入ってみるのではないかと。なお、その際、現在保有中の小型株との入れ替えを行う可能性も高い。

6月
 そのときの市況次第だねぇ。

 なお、買い付け候補銘柄としては、4〜5月については内需関連の大型株、セクターで言えば電力、小売などを狙ってみる予定である。
 また、5月以降に狙う小型株としては、リスクは承知の上で不動産株を狙ってみたい。不動産流動化に関わっているところには手を出したくないが、マンション専業とかその辺は戻りも早いのではないかな〜とか思っている次第である。


 以上、今四半期は、引き続き海外の動向に振り回される日々が続きそうである。ただ、そんな中でも、消極的な理由とはいえ日本市場を見直す動きが少しずつは広がるのではないかな〜とは思うところである。
 
posted by こみけ at 22:39| Comment(6) | TrackBack(0) | 投資作戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月20日

株取引用のPCを自作してみた

 新しいパソコンが欲しい−昨年10月頃からそのような想いが強くなり始めた。その時点で使用していたPC(自宅用)は以下のような構成であり、某パーツショップのBTO品として購入してから既に4年半が経過していた。

OS: Windows XP Professional (アカデミック版)
CPU: Pentium4 2.4GHz
メモリ: 1GB
ビデオカード: GeForce 6200 (AGPスロット用、メモリ64MB・・・だったかな?)
HDD: IDE 160GB +IDE 320GB

 購入時の構成でそのまま使っていたわけではなく、時折追加パーツ購入を行っていたこともあり、まだ使えないことはなかった、が、旧式化していることは明らかだった。
 その後も、様々な任務に使用する中で多くの気になる点があった。そのなかでも特に困った点は以下の通りである。

・博士論文(容量結構大きい)執筆の際、ニコニコ動画を立ち上げBGM代わりとして流しながら作業するとえらくもっさりしていた。
・写真などを十数枚載せた大判(A0クラス)ポスターを作製しようとすると動作がかなり重くなる。
・株取引に使用しているソフト「ストックナビ」がリニューアル?後、動作が著しく重くなった。
・シミュレーションゲーム「Civilization IV」をプレイする際、時代が下るにつれて動作が重くなり、航空機が出てくる頃になるとまともに動かなくなる。
・ポリゴンを使用した3Dえっちゲーム以外でも、一部えっちゲームの推奨スペックが自機のスペックを上回るようになった。また、「ef」など、実際に購入した一部えっちゲームの動きが鈍く感じるようになった。

 これらの問題の大半は、PCの性能不足に起因していることは明らかであり、購入からまもなく5年が経つことを考慮すればそろそろ買い換え時であろうということになった。
 そこで、結果はどうあれ論文提出が完全に終了する本年2月頃に、新たにPCを買おうと言うことになったのだが・・・自分の主なPC使用目的である株取引とゲームという二つの使用目的を同時に満たせるPCはなかなか見あたらなかった。メーカー品が話にならないのはもちろん、ショップブランドのBTO品でも満足のいくものは見あたらなかった。数社からトレーディング用PCが発売されてはいる(参考)が、ゲームを行う分にはグラフィック面での性能に不満が残る品物がほとんどだった(目的が違うのだからある意味当然)。
 ということで、この際だから自分の欲求を全て満たせるであろうPCを自作してみようと言うことになった。しかしながら、自分の自作経験はそれほど多くはなかった。初代のDOS/Vパソコン(1999年建造)は自作だったが、それは希望仕様のみ伝えて知り合いに事実上全て作ってもらった代物だったし、4年前には身内のために自作したことがあったが、それはパーツショップの組み立てキットを買ってきて作っただけ、ということで、初心者と言ってよい状況であった。その辺もあり、実際の建造にはえらく苦労することとなった次第である。以下では、その苦悶ぶりをつらつらと書いてみることにする。


 さて、いざPCを自作しようとすると、まずはどのようなPCを作ろうか、というところから考えることになった。株取引、ゲームを行うための性能はもちろんのこと、3年前の真夏にHDDがクラッシュし数日にわたって悶絶しつつ復旧作業を行った思い出や、デュアルディスプレイ環境で感じた不便(表示領域の中央が2枚のディスプレイに分断されること)、今後寮生活を行うことになることを考えた場合の周囲への配慮などを考慮しつつ、今後3年程度の運用予定について検討した結果、以下のような仕様が必要であると認識した。

・チャートソフト「ストックナビ」をはじめとする各種資産運用ツールを快適に運用可能
・SXGA(1280×1024)のディスプレイを3枚以上接続可能(ただし当面は現在使用中のSXGAのディスプレイ1枚のみで運用予定)
・HDDが故障しても短時間で復旧可能な環境
・ポスター作成や論文執筆など、学生のうちに行った作業を複数同時に行ってもそこそこ快適に作業できること
・現在発売されているPCゲーム(3D含む)をそこそこの快適さでプレイ可能
・現在発売されている全てのえっちゲームを快適にプレイ可能
・運用期間中に最低2回の引っ越しを覚悟しなければならないため、全てのドライブ類を内蔵する
・PCの発する騒音にはそれほどこだわらないが、寮暮らしになる以上、隣の部屋から苦情が来るような騒音を出すのは困る

 その結果、当初計画では、PCの基本的な構成としては、以下のようなものにすることにしていた。

・OS: Windows Vista Home Premium
・CPU: Intel Core 2 Quad Q6600 (2.4GHz)
・メモリ: 4GB
・HDD: システム&株関係用HDD 500GB + ゲーム&萌え画像用HDD 500GB
・ビデオカード: GeForce 8800GT搭載カード×2枚
・光学ドライブ: DVDマルチドライブ1台+CD-RWドライブ1台、またはDVDマルチドライブ2台
・サウンド機能はマザーボード付属のもので十分だが、ヘッドホンはちゃんとしたものを買いたい

 CPUは重いアプリケーションを複数起動し作業することを想定し、クアッドコアCPUの搭載をすることにしたものである。ゲームだけを考えればクロックの早いデュアルコアCPUの方が良さそうではあるが、動画をバックで流しながらポスターを作り、さらに参考資料として非常に重いワードファイルを参照する、という使い方もやっていたりしたので、まあ本当に必要かどうかはさておき4個コアがあるものにしてみよう、という決定を行った。メモリは安くなっていたので4GB積んでおこうという考え方だった・・・4GB(2GB2枚組)で1万円を切るものも出てきているとは、いい時代になったものだねぇ。
 HDDについては、値下がりが続いていることもあり、十分というよりもやや過剰に思えるほどの容量のHDDを準備してみることとした。このうち、システム&株関係用のHDDについては、2台のHDDによりRAID1(ミラーリング)の構成を構築し、いずれか一方のHDDが故障したとしてもPCの運用を続行できる(=株取引を続行できる)システムにすることを企んだ。つまり、HDDは500GBのものを合計3台搭載する計画を立てた。
 ビデオカードについては、ゲームに十分な性能を発揮するビデオカードを選ぶとなると、GeForce系のカードで、なおかつ8800GT以上でなければ長期にわたってそこそこ快適にゲーム行えない可能性がある、ということでGeForce 8800GT搭載カードを2枚差ししてSLI構成を取ることにした。一部例外を除き、GeForce 8800GT搭載カードはDVI端子を2個備えていることから、SLI構成を取ることで、1台のPCで最大4枚までのディスプレイが接続可能になる。
 光学ドライブを2台積むのはゲーム時の事情によるものである。自分がプレイするゲームソフトの約2割はディスクレス起動ができず、起動時にゲームディスクを光学ドライブに入れておく必要がある。そのため、一方のドライブにはそのときプレイしているゲームのCD/DVDディスクを常時挿入しておき、残りのドライブでその他の読み書きを行うということが多いことから、今回も光学ドライブは2台搭載することとした。
 イヤホンは、えっちゲームをスピーカーでプレイするわけにはいかないという単純な理由である・・・が重要なのは言うまでもない。
 んで、このPCを造るための予算規模としては、Windows・Office2007 Personal・Canvas11(図面作成ソフト・アカデミックパックで¥24,000)込みで30万円とこれまでになく奮発してみた。この時点では、上記3ソフトを除いたハードウェアへの投入可能額は23万円前後と見込んでおり、十分な金額であると考えていた。


 さて、この仕様を決めたのが2月上旬であり、その時点では部品の大半は楽天イーグルスのおひざ元で購入し、購入困難な部品のみ通販で購入する計画だった。そのため、まずは通販でマザーボード・PCケース・電源を購入したのだが・・・その後以下の3点のせいで計画に狂いが生じてしまった。

(1) 情報収集のため購入した自作関連雑誌で組まれていた「64bit Vista 完全導入ガイド」という特集に感化されてしまった。
(2) 2ちゃんねる自作PC板のこのスレに影響され気が大きくなってしまった。
(3) その頃(2月中〜下旬)はいろいろ疲れていた。

・・・ということで、これといった必要性があるわけでもないのに、Vistaは64bit版を購入し、メモリをマザーボードの搭載限界の8GBまで積んでみることにした。その上、よせばいいのに残りパーツは秋葉原に出陣して購入することを何を思ったのか決意してしまった。この時点で予算オーバー確定。
 秋葉原侵攻当日は、ありがたいことに、かねてより私とポリゴンを認めるか否かで議論を繰り返していた某トレーダーの人が現地で案内してくださったこともあり、狙っていたパーツをほぼ全て入手することに成功した。・・・でも、なんでROMドライブとはいえ、ブルーレイドライブを買ってしまったのだろう・・・?
 ・・・とまあ、多少の問題はあったとはいえ、無事必要な部品を入手することができたということで、いよいよ組み立て開始…と思ったら、問題が発生していることに気づいた。
 先に通販で購入したケースはAntec社の Soloだったのだが、当該ケースの前部ケースファンのサイズは90/92mm指定なのに80mmファンを買っていた。しかも2個。もちろん返品不可。しばらく茫然としたが、仕方ないので涙目になりつつ翌朝地元のヨドバシカメラで92mmファンを2個購入した。
 ここまでで揃えた部品の集合写真を図1に示してみる。2個買ったビデオカードの箱があまりかっこよくないのが残念。

これまでの人生で一番大きいお買い物
図1 通販および秋葉原で購入した部品の集合写真


 さて、いざ組み立てを開始してみると、ケース内部の配線取り回しなどにえらく苦労することとなった。中でも一番の問題となったのが、ビデオカードの配線である。GeForce8800GT搭載カードは23cm近くある大型カードであり、標準(リファレンス)カードのSoloへの搭載は困難であるとの情報を秋葉原に行く前に入手していた(参考リンク)・・・どうも、Soloは一般的なATXケースよりはちょっと小さい?らしい・・・よくわからんけど・・・あるいは、HDDの装着方法がちょっと特殊なのが影響しているのかも。対策として、一回り小型(21cm)のGALAXY社のカードを購入したのだが、それでも配線作業は困難を極め、結局HDDのSATAケーブルとビデオカードの補助電源ケーブルが接触した状態となってしまった。とりあえず使えているからそのままにしているが、あまり気分のいいものではない。また、マザーボードに刺した電源ケーブルがやたらと太いせいで、その隣のPATAケーブルを圧迫し、PATAケーブルとメモリが接触した状態となってしまった。幸い、メモリは基板が露出しているものではなく、表面がヒートスプレッダで覆われているものであることから、そのまま使っているが、夏場は大丈夫かねぇ。
 ・・・等々、いろいろ苦労しつつどうにか組み上げることができた。その際の側面写真を図2に示してみる。何というか、配線で混沌とした状態になっているのがよくわかると思う。一番の誤算は、ビデオカード用補助電源が1枚あたり1系統ではなく2系統必要だった点である・・・これがきつかった。

ケーブルに隠れメモリがあまり見えない
図2 組み上げ完了時点でのPC側面写真

 さて、さんざん苦労しつつどうにかPC組み立ててみたが、組み立てが終わって電源を投入してからも問題が次々と発生し、毎晩苦悶させられるはめになった。以下は電源投入後に発生した主な問題である。

・BIOSの立ち上げは問題なくできたが、Windowsのインストールを何回やっても失敗する。調べた結果、メモリを3GB以上積んだ状態でインストールしようとするとエラーが発生するらしく、それが原因であることが分かった。
→2GBメモリを1枚のみ刺した状態でインストールを行い、エラーを回避するためのWindowsパッチをマイクロソフトのサイトよりダウンロード・適用し、その後4枚(8GB)搭載することでクリア(参考リンク)。

・RAID1を構築したHDDにWindowsをインストールしたが、HDDからの起動ができず、WindowsのDVDディスクをDVDドライブに挿入しておかなければならない状態になってしまった(入れてさえおけばHDDのWindowsが起動した、要はブートができるかどうか)。
調べた結果、どうもオンボードRAIDで構築したRAID1へのWindowsインストールは無理らしいことが判明。WindowsをRAID0を構築したHDDにインストールして運用しているという話を聞いていたのでRAID1でもできると思っていたのだが、自分の調査不足であった。
→RAID1は組んだままにしておきたいし、1TBのHDDはそのまま丸ごとデータ用として使いたかったため、開き直ってシステム用HDDとして新たに10000rpm回転の高速HDD(150GB)を購入。それにWindowsをインストールし、HDD丸ごとRAID1のHDDにバックアップを取ることで妥協することにした。

・ちょっと(2.4GHz→2.7GHz)だけCPUのオーバークロックを行った後、CPUの温度を確認してみた。すると、CPU付属のリテールファンとケースに最初から付属していた後部ケースファンの組み合わせでは、静音化のため後部ケースファンの回転数を絞った場合、図3のようにCPUの温度が70℃以上まで上がって危険な状態となっていることが判明した。その上、クロックを定格に戻しても温度は1-2℃しか下がらなかった。一方、後部ケースファンの回転数を上げると、温度はそこそこ下がるが、ファンの音がかなり気になる(カーエアコン全開くらい)。おそらくはケース内にたくさんのドライブを搭載し、ケーブル数も多くなっているせいでケース内の空気の流れ(エアフロー)が著しく悪くなっているものと思われた。

夏場えらいことになりそう
図3 リテールファン使用時のCPU温度


→放置しても大丈夫なのかもしれないが、そのままだとなんか負けたような気がするので後部ケースファンとCPUファンの双方を交換することに決定。地元のパーツ屋に行ってケースファンとしてサイズ社製「鎌風の風PWM」12cm版を、CPUファンとしてZALMAN社製「CNPS9500AT」を購入した。あと、CPUの上に塗る銀グリスも。当初はうまくCPUファンを取り付けできるか心配だったのだが、図4に示すように無事装着でき、ケースにも問題なくおさまった。また、一回り大きく冷却能力も高い「CNPS9700」でも大丈夫らしく、そちらにした方が良かったかな〜とも思ったが、引っ越し時にマザーボードが物理的な衝撃に耐えられるだろうか?という疑念が沸くことも予想されるため、まあこんなものかと納得している。

銅の色が美しいと思ったのは初めて
図4 マザーボード上に装着されたCPUファン


 一方、「鎌風の風PWM」の方は、マザーボードの電源がPWM(要するにファン速度の自動制御)に対応していない3ピンコネクタのみだった(ことを調べていなかったorz)ため、せっかくのPWM機能は使えず、1200rpm全開で使っている状況である。まあ、それでも付属ケースファンに比べればずっと静か(扇風機の「弱」くらい)なのだが。以上の改装で、CPU温度は図5に示すように、だいぶ下がり、かつそれなりの静音化に成功した。

もう一段のオーバークロックもできるかも
図5 CPUファン交換後のCPU温度



 以上の問題を乗り越えて、ようやく先週おおむね安定した運用ができるようになった次第である。結局、最終的な構成は表1に示すような形になった。・・・痛烈に予算オーバーしていることは承知ですよ、ええ。Office2007やウイルス対策ソフトなど、ビジネスソフトも含めると40万円を超えてしまったような気がしますが、そこら辺についても何も見なかったことにしてください。

表1 自作したPCの構成一覧
精算して青くなった

 最終的なケース内部および前面は以下のような感じとなった。何というかもう混沌としている。ケース内部の配線はさらに雑然としてきたし、ケース前面の全てのベイを使い切っているためにこれ以上の拡張が内蔵では極めて難しくなっている。ここまでやる気はなかったのだがねぇ・・・。

ますますメモリが見えなくなった
側面図
ベイが全部埋まってます
前面図(カバーを開けた状態)
USBについているのはBluetoothアダプタ
前面図(カバーを閉めた状態)
図6 完成したPCの側面図および前面図


 まあ、その辺は置いておいて、肝心の使い心地だが・・・以下のような感じである。
・HDDバックアップやウィルススキャンをやりながらでも快適にゲームやチャート分析を行うことが可能。
・「ストックナビ」は著しく軽くなり、全くストレスのない運用が可能になった。特に、テクニカル指標の算出や市況データのダウンロード速度は従来と比べ物にならないくらいの改善が見られた。
・A0ポスターの作成も楽々。2枚同時でも問題なく作業可能。
・「らぶデス2」や「タイムリープ」といった3D系えっちゲームも快適に動作。これらのゲームをプレイした結果、ポリゴンによる人物描写技術が向上していることは明らかであるため、ポリゴンを認めることにした。でもタイムリープにおけるあゆむちゃんの乳の揺れ具合には不満(参考)。
・「Civilization IV」はなんか青い光が満ち溢れる現象が発生した。どうもSLI構成を使用しなおかつフルスクリーンで起動すると発生するらしく、現在はウィンドウモードで超快適にプレイ中。
・PCの騒音は暖房をつけたり音楽を鳴らしたりイヤホンをつけたりすれば全く気にならなくなる。無音環境の場合はやや気になる程度。
・自分の環境ではFirefoxでJavaの一部機能が使えない模様。その影響で楽天FXなど、資産運用に必要な一部サイトのFirefoxによる利用ができなくなっている(これらのサイトにアクセスするとブラウザがフリーズする)。従って、当面ブラウザはInternet Explorerを利用することに。
・9割超のゲームはインストールに成功したが、2000年以前に発売されたものを中心に一部のえっちゲームはインストールできなかった。
 なお、参考までに、Windows エクスペリエンス インデックスは以下に示すとおり5.6となった。メモリだけが5.9ではなかったが、まあこれは標準品?を使っているだけに仕方ないか。

非常に良好
図7  Windows エクスペリエンス インデックスの詳細スコア


 ・・・ということで、問題点がなくはないとはいえ、これまでとは比べものにならないくらい高速かつ安定したPC環境を手に入れ非常に満足している。高くつきすぎたような気もするけど。というかメモリ何に使えばいいのだろう・・・まあ、そのうち使い道ができるか。
 あと、5インチ・3.5インチオープンベイおよび3.5インチシャドウベイのすべてが埋まっているため、今後の拡張性には不安が残るのも気がかりである。根本原因はケースの選択ミスと言うことになりそうだが、これは拡張することになった時に考えましょうということで、ひとまず置いておくこととした。
 だが、一通りの上記動作を確認し一安心したのもつかの間・・・某えっちゲームがこんな要求をしていることに気づいた↓。
見た瞬間信じられなかった

 ・・・ディスプレイはSXGAで3台そろえようと思っていたのにUXGA(1600×1200)のディスプレイを買わなければならないのか・・・というか寮にそんなの3台も置けるのだろうか。いや、それとも最近流行りのWUXGA(1920×1200)ディスプレイを買うのだろうか・・・。というかそもそももうお金ない・・・。

・・・ということで、夏くらいになり、それなりに落ち着いた頃にディスプレイの大規模衝動買いをすることになりそうである。今度は余計なものを買わないように気をつけないと・・・。

(3/22 表1のマザーボード型番が間違っていましたので修正しました)
posted by こみけ at 01:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 投資作戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月09日

3月の作戦−大型株の買い継続

 ここ最近、日経CNBCの某若手アンカーを「若造」というあだ名で呼ぶようになってしまった管理人のこみけですこんばんは。実年齢で自分とどっちが若いのかはわからないのだけれども、なんというか、時折、「素人は引っ込んでおれ!」とか思ってしまうような内容をしゃべるんだよねぇ・・・もちろん、自分が玄人というわけでは断じてないのだが。あと、しゃべり方も気に入らない・・・まるで職場(大学)の後輩Kのようだ。その辺が気になって、最近は彼が出るたびにチャンネルを変えるようになってしまった。
 ちなみに、日経CNBCの出演者の中で管理人一番のお好みは僅差で友松さん中嶋さんの落ち着いた声色も捨てがたいものだけど、友松さんの大切なところには力を入れてしゃべるところが好きだったりする。


 さて、日本株式市場の方は米株安および米ドル安に引きずられる形で下げる展開が続いている。米株については信用不安がまだまだ収まったとはとてもいえない状況であるため、これが日経平均、特に金融株に悪影響を及ぼすことは警戒する必要があるのは間違いない。
 また、為替については円高ではなく米ドル安であるという点が非常にやっかいである。個人的には、為替では1ドル=100円の突破はそう遠くないことを想定するべきであると考えている。
 一方、資源高については現在の急騰局面は投機的な動きによるものあると考えており、ドル安によるドル建て価格上昇?の影響を考えたとしても、いずれ調整局面がくると考えている。まあ、それがいつ来るかはわからないから困っているわけだが。
 ただ、これらの懸念材料がある一方で、現在の株価水準(12,000円台中盤)は長期的に見れば買い場ではないかと考えている。配当利回りでみても結構おいしい銘柄が出てきているからねぇ。もっとも、配当がいいからといって日産自動車(7201)なんかを買うのも怖いが。また、小型株については業績下方修正の懸念が大型株以上にあるし、新興銘柄については業績懸念に加え糞ファイナンスを実施する銘柄が増大していることを憂慮し、買いに入るのは控えたいところである。


 以上より、今月は大型株の買い付けを行う予定である。ただ、具体的に何を買うかというとまだ悩んでいる最中で、

・日立製作所(6501)
・三菱重工業(7011)
・NTTドコモ(9437)

といったところを候補に挙げてはいるものの、まだはっきりとした決定はしていないところである。このほか、アドバンテスト(6857)など、最近株価下落が著しい電気株を、景気が悪化しつつあることを承知の上で買うかどうか、決断をすることになる状況が出てくるのではないかと考えている次第である。
 あと、優待狙いで買い付けするなか卯(7627)は別枠ということで。


 今月は、海外動向におびえる展開が続くも、どこかで買いの好機がやってくる可能性が高いと考えている。その機会をうまいこと捉えたいものだが、さてどうなることやら。
 
posted by こみけ at 22:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資作戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月04日

2月の作戦−分割買い

 3日付日経朝刊15面で紹介されていたジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J・TEC、7774)の業績目標及びその前提条件について、このおはなしと同等かそれ以上にご都合主義ではないかと疑念を抱いてみる管理人のこみけですこんばんは。
 自家培養表皮?に関する技術的なことはよくわからないけど、こう、「全てがうまくいく」ことを前提に業績見通しを出しているように思えるのだよねぇ。まあ、「計画」ではなく「目標」らしいから、それでいいのかも知れないけど、競合相手とか出てきたらどうするんだろう。


 さて、現在、市況の方は、先月下旬に底を打った後の戻り局面を迎えている。これは日米いずれについても言えることであり、日本はともかく、米国は悪材料を出しながらもなかなかしぶといなという印象を持っている。となると、再度米株式市場が大きく下げるためには余程大きな悪材料が出なければならないと思われ、前回の安値をさらに下回る可能性は低いと推定している次第である。
 今月の日経平均については、現在の戻り局面に対する反動の下げがあっても、先月下旬につけた安値を下回る可能性は小さいと予想しており、また下回ったとしてもせいぜい1〜3日程度の一時的なものではないかとみている次第である。特に、日経平均が12,500円を下回るような場面では全力買いでよいのではないかと。基本的には、今月は「仕込み時」という認識を持って当たる予定である。
 また、為替については、現在の円高傾向が継続するものと予想している。米国金利が既に3.0%まで下げられ、かつ3月(次回FOMC時)に再度の利下げが行われることさえ予想されている状況であることを考慮すると、日米金利差を狙った円売りドル買いは起こる可能性は小さいと考える次第である。従って、輸出関連株よりは内需関連株の方が相対的に堅調な展開になるのではないかと考えるところである。

 以上の点を考えてみた結果、今月は内需関連を中心とした大型株の買付を断続的に行うことにしてみた(小型株の銘柄分析に手が回っていないため)。ただ、押し目を待ってその都度買っていくのか、それともドルコスト法で相場動向に関係なく毎週少しずつ買っていくか、という点についてはまだ決めかねているところである。
なお、現在の買付候補銘柄としては、

日立製作所(6501)
NTTドコモ(9437)
関西電力(9503) ・・・東京電力はちと怖い

の3銘柄を軸に考えており、この他、イオン(8267)が割安のように見えるのが気になっている状況である。ただ、イオンについては、例の毒餃子問題が小売関連株にも波及する可能性がゼロとは言えないのは考慮する必要がありそう。


 今月は、市況に対して懐疑の念を持つことが多くなりそうな展開になるのではないかと予想している。こう、米国で悪い指標が出たりとか、円高が進んだりとかする中で、「株価はいつ下げるのか?」「悪材料が出ているのになんで下げないのか?」といった疑問を皆が持っているにもかかわらず、株価は下げ渋るような展開になるのではないかとみている次第である。


 そうそう、投資には直接関係ない話ではあるが、今月中に、株式の売買及び分析に使用するPCの新規建造を行う予定である。現在使用しているPC(BTO品:Pentium4 2.4GHz、メモリ1GB、ビデオカード GeForce6200)はまもなく購入から5年を迎え、まだまだ使用はできるものの、株式チャートソフトで色々な指標を表示したり、最近のえっちゲームを動かすときなんかには動作の重さが目立つようになってきたので、ここは一つPCを新調しようと言うことにした次第である。
 自作ではなくBTOでの購入も考えたが、資金面で比較的余裕があること、3月までならまだアカデミックパックの購入を行えること、そして経験値獲得?の観点から自力での建造を試みることにした。とりあえずメモリは(一部が認識されないのを承知の上で)4GB積んでみようと思うのだが、さてどうなることやら。
 
posted by こみけ at 00:24| Comment(6) | TrackBack(0) | 投資作戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月31日

本年の総括と来年の展望

 本年の株式市場も終了し、また本業(学生)の方も本日19:00に強制店じまいということで、今現在はどうにかのんびりできている・・・が、曙が倒れるのを視られないのが心残りでならない。来年は何とかして欲しいものである。
 

 本年の株式市場は国際市況に大きく左右された。2月の米株式市場大幅下落、8月・11月のサブプライム問題による下落など、今年の株価急落はいずれも海外要因によるものといってよいと思われる。自民党の参院選大敗も安倍前首相の突然の辞任もさほど株価に影響しなかったような気がするから、なおさらそう感じられる。
 そのような中、日経平均は1割を超える下落となり、米国をはじめとする海外への輸出に頼る日本経済の先行きに不安を抱いている人々が多いと言うことを実感させられるものだった。私も同感です。

 んで、本年の自分の収益はというと、「日経平均よりもちょいとマイナス」という結果に終わった。これは、本年夏頃より新興市場が復調すると見込んで低PER銘柄を買い集めたものの、そのうち数銘柄が業績の下方修正を発表し、逃げる時にやられたのが大きく影響している。
 これについては、セクターの業績動向、あるいは所属市場の地合をこれまで軽視してきた報いであると考えており、来年以降への重要な戦訓となった。

 一方、資金的な損失以上に堪えたのが、自分が昨年まで培ってきた戦術がことごとく本年は失敗したことであった。
 まず年前半においては、糞決算を出しそうな新興銘柄への信用売りを行う戦術を遂行していたが、市況の反発局面であることや、すでに当該銘柄が悪業績を織り込みつつあったことを軽視し信用売りを行った結果、手痛い打撃を受けることになった。この点については、株価に加え、信用動向や出来高の推移も考慮し、さらなる下げ余地があるかどうかを見極められないか検討してみたい。
 また、夏以降は前述のとおり保有していた低PER銘柄が相次いで業績の下方修正を発表したため、保有資産に打撃を受けた。この点についてはセクターの業績動向、所属市場の地合を考慮して投資判断を行うようにしたい。
 そして、何より苦しかったのが、秋以降、本業(学生)の多忙により会社四季報を用いた銘柄分析が行えなくなったことである。これができなかった故に買付候補銘柄の選別ができず、結果として9月以降の売買がほとんどできなくなってしまった。来年以降もこのような状況が訪れるかどうかは不明だが、代替手段の確保は来年の重要なテーマである。


 来年は、サブプライム問題の影響で春くらいまでは厳しい市況となることが予想されている。また、それ以降も中国経済のバブル状態がいつまで続くか、といった懸念もあることから、右肩上がりと楽観視することはできない状況であると考えている。
 自分としては、株式買付の手法として、これまでのファンダメンタルズ重視の買い方に加え、一目均衡表などを使用するより短期の大型株の買付(&信用売り)についても試みる予定である。

 自分の売買については、来年は、就職し、住まいも替わり、これまでとは大きく異なる環境で市況に向き合うことになる予定であるから、それに合わせて、売買のやり方も再検討してみようと思っている次第である。
 そこら辺については、だいたい夏くらいにはある程度落ち着きそうであり、それまでは混沌とした日々が続き、売買も手控えがちになるかも知れない。
 ・・・まあ、まずは卒業と就職が第一と言うことで、その辺をご了承の上、生暖かい目で見守っていただければ幸いであります。


 ではでは、皆様もよいお年を。
 
posted by こみけ at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資作戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月04日

12月の作戦−短期売買、できなければ放置

 来年3月に修士課程(博士前期課程)修了予定の職場(大学)の後輩(M2)が全員就職予定であるのに加え、再来年3月に修了予定の後輩(M1)までもが全員就職希望であることに憂慮の念を表明する管理人のこみけですこんばんは。
 このままだと職場が回っていかなくなるような・・・まあ、だからといって博士課程進学を推奨することもなかなかできない職場環境であるのも確かだが。


 さて、目下の市況は先月下旬に安値をつけた後の戻り局面であるように見える。この要因として最も大きいのは米国における利下げ期待であり、その次が米サブプライム問題に関して、アラブの人が米シティーグループへの出資を行ったり、あるいはローン借り手に対する金利減免を行ったりするという対策が出てきたことであろう。
 ただ、このうち利下げについてはこれまでも利下げ期待で米株上昇→その後下落といった動きをここしばらく続けていることもあり、素直に好材料とは受け取りがたいところである。

 今月の市況については、ここしばらくと同様利下げ期待の熱が冷めた段階で再び米株が下落し、それに引きずられる形で日本市場も下げる可能性もあるし、また、どうにか米国株が持ちこたえ、日経平均も底堅い展開となる可能性もあり、上下どちらに行くかは何とも言えない。「どっちか」と聞かれれば、安値で買いに入りたい願望込みで「下げそう」と応えるが。ただ、先月同様値動きの荒い展開になる可能性が高いと考えており、短期売買に徹するのがよいのではないかと考えている。


 以上より、今月は下落局面が来た場合は短期売買目的で東証一部の大型株を買う可能性がある。ただ、本業(学生)の方が大詰めだけにそれだけの時間がとれる可能性は小さいため、今月は売買を見送る可能性の方が高いと思われる。
 なお、買付候補としている銘柄は、コア30の中では
日立製作所(6501)
NTTドコモ(9437)
東京電力(9501)
の3銘柄であり、相場急変時はこの3銘柄を中心に買いを入れる予定である。買付を行った後は、短期で手放すかも知れないし、来年に持ち越すかも知れない。その辺は日経平均が14,000円の上下どちらの時にこれらの銘柄を買ったかで決めそうな予感。
 
posted by こみけ at 02:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資作戦 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする