2012年09月02日

資産管理ソフトをMicrosoft Moneyからマスターマネー6に乗り換えた

 先月、資産管理用に使用してきたMicrosoft Money Plusにおいて、株式の新規売買記録を入力した後データを保存し、その後ソフトを再度起動するとデータの読み込みができないという問題が発生した。そのため、株式の売買実績を管理できないという事態に追い込まれた。
 Microsoft Moneyはすでに販売終了し、無償のSunset版が出ているが、サポートは行われていない。また、仮に今回どうにか問題を解決できたとしても、いずれ似たような問題が起きる可能性は否定できない。さらに、Sunset版をインストールしなおしてみたがやはり同様の問題が発生した。

 そのため、この機会に資産管理ソフトをMicrosoft Moneyからプラトという会社が出しているマスターマネー6というソフトに乗り換えることにした。
 マスターマネーを選んだ理由については、「これ以外の選択肢がない」ただ一点である。有料ソフトも含めて、オフラインでの運用可能、かつ株式等の資産運用にどうにか対応可能な日本語ソフトがこれ以外に見当たらなかった。


 さて、実際の乗り換えにおいては、費目(食費、家賃等・・・基本項目は準備されている)の登録を行った後、これまでMicrosoft Moneyで記録していた家計・投資記録の移行から行うことになった。

 このうち、収入、支出といった家計記録については、口座(銀行・現金等)ごとにMicrosoft MoneyからCSVファイルで書き出し、その後若干の加工を加えたうえでマスターマネーに読ませることができた。家計については費目をいろいろいじれるので、特に困る部分はなかった。
ただ、Microsoft Moneyでできた、一つの収入・支出に複数費目を当てる操作はできない。例えば給与振込時などは、額面の給与額と天引き分(税金等)を別々に入力しなければならないのでちと面倒くささは感じた。

一方で、投資記録についてはマスターマネーに読み込み機能がなく、すべて手入力での移行となった。そのため、仮に、これまでの記録を全部移そうとすると大変なことになるので、本年分の入力だけであきらめざるを得なかった・・・それでも時間はかかったが。
 ただ、外貨預金への対応をうたっているからか、米国株についても特に困ることなく記載できたのは安心材料ではある。


 実運用においては、家計については入力等の問題はない。が、メモ欄の入力をいちいち行わないといけないのがちと面倒には感じる。本当の家計簿に近いというのが妥当な表現か。

 一方、投資関係については、株価の更新等を手動で行う必要があるのが難点ではあるが、Microsoft Moneyにおいてもできなくなってしまっていたからやむを得ないと考えることにした。個人的には、このソフトは、(管理人のような)頻繁に株式売買を行う人間よりは、少数銘柄を中長期で保有する人向けに作られているように思う。特に、同一銘柄の回転売買を行うような場合は、Microsoft Moneyとの差を感じることが多い。
 なお、投資分析の機能については、過去の個別売買の損益率をみる程度で、何かこのソフトだからできることがあるわけではない。

 また、マスターマネーにはレポート表やまとめグラフを作る機能が備わっているが、このうちグラフ作成機能については一度にグラフとして表示することができる項目数が5項目に限られている?など、貧弱なものとなっているのが残念。


 というわけで、短期的な株式売買も行う自分としては、マスターマネーはちと投資に関する機能が力不足であると感じるが、これ以外のソフトがない以上はマスターマネーで何とやっていくことにした。
 もっとも、導入直後で慣れていない面もあるだろうから、より効率的な使い方ができないか今後検討していきたい。
 ただ、いずれは投資面もしっかりサポートしてくれる資産管理ソフトが出てきてほしいところである。マイクロソフトが撤退するほどの分野だけに、厳しい環境なのだろうが・・・需要は確実にあるはず。 
 
posted by こみけ at 15:21| Comment(4) | TrackBack(0) | お金全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本語版が出ていないがQuickenというソフトがあります。MS Money を米市場から駆逐したソフト。 問題は、日本の銀行、カード会社、証券会社 がOFXのダウンロードサービスを止めてしまい、代替をしてない。 米国では、殆どの銀行、カード会社がOFX、QFX 両方に今も対応している。現在日本でOFXダウンロードできるのは りそな と JCB しか見当たりませんでした。おかしいのは三菱MUFG傘下のUnionBank(California)はQIFを継続してます。
Posted by 大岸靖明 at 2013年04月20日 02:41
>大岸靖明 さん
 コメント、ありがとうございます。
 Quickenが日本語版も出してくれれば何の問題もないのですが、ない以上、マスターマネーでやりくりしている状況です。
 口座明細のダウンロードサービスは、対応する(日本の)有力ソフトがなくなってしまえば、維持コストを嫌い中止するのは自分としては理解できるところであります。めんどくさくなって残念ですが。
 結局のところ、マネールックのようなオンライン資産管理サイトの方が金融機関にとって色々と都合がよいのだと思います。自分は絶対に使いませんが。
Posted by こみけ at 2013年04月23日 00:23
初めまして。
資産管理のソフトを探して、こちらへ辿り着きました。オンラインの資産管理サイトに漠然とした不安(一括管理される不安)があるのですが、よろしければ、こみけ様がオンラインサイトを避ける具体的な理由を教えて下さい。私は投資初心者でPCの知識も未熟、まさにこれから、安全なシステムを構築しなければ…と模索している者です。
よろしくお願い致します。
Posted by Maria at 2013年06月06日 01:49
>Maria さん
 はじめまして&コメントありがとうございます。

 自分の場合、オンラインのサイトでは情報の流出や故意の提供が行われる可能性が否定できないと思っているのがオフラインのソフトを選ぶ理由となっています。
 もちろん、証券会社には売買内容が知られているわけですが、あえて広げることは避けようかと。

 あとは、オフラインのソフトの方が動作が軽いという点があります。
 数日分の記録をまとめて入力する場合などは、件数が多いので差が出るのではないかと。
Posted by こみけ at 2013年06月07日 00:00
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