2011年03月06日

KFE JAPAN(3061)、前期末株主優待を自社製品からQUOカードに変更する

 2月28日、名証セントレックス上場のKFE JAPAN(3061)は前期末株主への株主優待を変更すると発表した。プレスリリースはこちら
 前期末と言っても、KFEは3月決算の銘柄であるから、昨年3月の権利をとった株主に対する優待の問題である。KFEは今月末で今期末を迎えるのであるから、ずいぶん遅い話といえる。

 さて、具体的な優待内容の変更内容であるが、当初予定していた裸眼3Dモニター(KFEが開発中という新製品、実勢価格4万円相当とのKFEの自己評価)からQUOカード4万円分に変更するという。
 また、変更理由を要約すると、『開発中の新製品(3Dモニター)の開発が遅れていつ提供できるかわからないので、新製品の代わりにQUOカードを優待品とする』ということのようである。
 今回の優待変更については、金銭的価値という点については自社製品から金券への変更と言うことで、株主的にはたぶん問題ないと思われる。3Dモニターの価値をいくらと判定するかは難しいが、使い勝手という点ではQUOカードの方が圧倒的に上だと思われるので、3Dモニターをどうしても欲しかったという人以外は納得するのではないかな〜と妄想してみる。

 ただ、本件を株主優待ではなく会社経営の面から見ると、KFE期待の新製品開発が遅れていると言うことを意味しており、業績への影響が懸念されかねない状況と考えてしまう。というか、あまり開発が遅延してしまうと、同様の製品を他社が先に発売してしまう恐れもある。
 また、過去、テレビの新規開発がらみでは、キヤノン(7751)が特許紛争がらみの開発遅れを理由として家庭用SEDテレビ開発からの撤退を行ったのは記憶に新しい。さらに歴史をさかのぼると、1961年には東洋電機製造が自称発明家にだまされて?『安価なカラーテレビを開発している』という虚偽の発表を行った事件(東洋電機カラーテレビ事件)なんかもあったりする。
 新製品の開発遅延が珍しくないのは否定できないが、開発がずるずる遅れている上に遅延理由が二転三転するというのは株主的には不安を抱く事態だと思う。
 まずは早期に製品を世に送り出して諸々の不安を払拭してもらいたい・・・と全く無関係な立場から語ってみる次第である。
 
posted by こみけ at 00:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 銘柄ネタ(MSCB除く) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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